表現再考:和菓子、「かり」北へ
和菓子、<「かり」北へ>です。渡り鳥が、北へと戻り始める姿を意匠としてもので、黄色い練り切りを月に準え、北へとわたる雁の姿を影のように刻印したものです。
下に小豆を敷くことで、黒く夜の空を表現する見事なものだと思います。
冬の小寒の節季の初候、雁北郷 雁が北に渡り始めるですが、来年の一月五日ごろになります。旧暦では、小寒は、まだ、十二月の節ですから、その風情は、一年の終わりを示すものでもあったのでしょう。
和菓子、<「かり」北へ>です。渡り鳥が、北へと戻り始める姿を意匠としてもので、黄色い練り切りを月に準え、北へとわたる雁の姿を影のように刻印したものです。
下に小豆を敷くことで、黒く夜の空を表現する見事なものだと思います。
冬の小寒の節季の初候、雁北郷 雁が北に渡り始めるですが、来年の一月五日ごろになります。旧暦では、小寒は、まだ、十二月の節ですから、その風情は、一年の終わりを示すものでもあったのでしょう。