【この町で生まれ、この町で育ち、この町で暮らし、この町で死ぬ】
多くのひとは、田舎から都会にでて、学び、職を得た、そんな流れの中で生きてきたと思います。うまく行かなければ帰るふるさとが、、、。
そんな物語が繰り返し語られてきました。
でも、気がつけば、戻るふるさとを失って、都会で終末を迎えるしかなくなっています。
商店街のイベントがいろいろなところで増えているのも、どこか、帰るところを失った私たちの反応かもしれません。
杉並区では、コミュニティふらっととして、児童館やゆうゆう館という高齢者用の施設を統合しようとしています。
建物の老朽化や予算の問題と、さまざまな世代の交流が目的とされていますが、ひとつ間違うと箱物行政の典型になりかねません。
どのような交わりが、本来、求めるものべきなのか、もう少し考えたくなりました。それで、この町で見つけた小さな集まりを、【この町で生まれ、この町で育ち、この町で暮らし、この町で死ぬ】でおりに触れて報告していきたいと思います。