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画廊の楽しみ方ーーなんで画廊に足を運ぶのか(70)

 版画を振り返るような話を続けてきました。

 版画は、印刷の技術の展開とともに、技法が、成熟した領域です。複製時代のものですが、モノタイプやコラグラフなど、一点ものへとも展開していきます。
 コミュニケーションが基本にある分野ですが、
版画の作家は、わりと中がいいような気がします。日本の浮世絵、瓦版など木版印刷の長い伝統や、プレス機を共有しながら作業をしているからかもしれませんし、版画協会の雰囲気かもしれません。
 プレス機の置かれている場所での言葉の交わしあいもあるのでしょう。

 以前も触れましたが、グループ展から知り合いがふえることも、多かったようにおもいます。





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