展示感想：濵田路子展 養清堂画廊 1月30日（月）〜2月4日（土）
濵田路子展、お邪魔してきました。濵田さんの表現も、少しずつわかりやすくなってきたというかスッキリしてきた感じがあります。彫りの部分に対する圧のかけ具合が生む濃淡のコントラストが味わいがあります。
写真では明確に出過ぎるところがあるのですが、実物の微妙な違いがいいですね。
今回は、作品を生み出す版木も一緒に展示もしてあって興味深いです。
濵田さんの作品は一部、色を加えているのがあるのですが、それがインクの滲みのように作品を飾っていて、いろいろなことを感じさせてくれます。表題の画像にあげた鯉の作品は鯉のぼりのようですが、まるで渓流を泳ぐ鯉をモチーフにした日本画のようでもあってよかったです。
土曜までです。ぜひ足を運んでください。