画廊に行くようになって気がついたことその15
美術評論を始めたきっかけは、襾漫敏彦についてで説明しています。
実はそれ以外の動機もありました。
わたしは、思想の科学研究会に所属しています。
思想の科学研究会は、雑誌『思想の科学』と関係の深い民間の研究会です。雑誌『思想の科学』や思想の科学研究会では、かつては若者文化に対する研究や風俗に対する研究が盛んでもありました。
若者文化というより、若者にアプローチできる、話しかけて嫌がられないところと考えたとき、画廊、個展というのが思い浮かんだのです。
自分の個展に画家が在廊しているということは、何かあたらしい出会いを待っているはずです。そこにでかけていきました。