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表現再考:和菓子、亀
新春を寿ぐ、和菓子を見かけました。こし餡を黄身餡で包み亀甲の六角柱に型取りふんわりとまとめたものです。口に入れるとほどけるように広がっていきます。
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これは、別の店で見かけたものです。こちらは黄身餡を練り切りとしてしっかりと固めたものでした。
和菓子は店によって同じ意匠でも、違いがあり、調べてみると本当に多種多様です。おそらく独立した作品とは認識されにくいものでしょうが、美の品としては、人の手にこそなるものと思います。
今日は、小正月です。以前は、成人の日といえば、今日でした。旧暦でいえば、一月一日は、新月ですから、年が明けての初めての満月になりますね。身体に感じる変化が暦と連動していたのでしょう。
江戸仕草とか、伝統をと喧伝しながら、行政のやることはどこを向いているのかとも思います。