画廊の楽しみ方ーーなんで画廊に足を運ぶのか(58)
画廊に行くことで、グループ展やら、企画展で、新しい作家とのつながりができていきます。
行く画廊の傾向もありますが、振り返ってみると、版画の作家との繋がりが一番多いかもしれません。
版画というのは、いろいろな手法があるのですが、版を紙へとプレスすることで、作品を作るのですが、一度、作り手のもとから離れます。
焼き物が、窯に入れられて新しい姿を得るように、版画も、予測できない部分がどこか滑り込みます。
版画は、自分だけでない何かの働きで作品が成り立つているからか、どこか控えめな方が多いような印象があります。
割と作家同士が仲良くなるようにも思います。