表現再考:台風が訪れ、燕が南へ帰って行く
燕がそろそろ南に渡る時期が来ました。鶺鴒、そして玄鳥と、小さな鳥が続きますが、日本の七十二候は、中国のものと比べるとどこかこじんまりとしていて柔らかな感じがします。
燕は燕尾服という黒い装いにも比定される、黒い鳥ですが、全身が黒い烏と比べてかわいらしく、愛される存在です。腹側が白いこともその一因があるのかもしれませんが、やはり軒下で子育てをするその姿に、皆の共感を得るのでしょう。
時期的には、この台風の北上が続く時期に、南下していくのですね。
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