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展示感想: 〈手を広げて、いつものように〉Gallery FACE TO FACE・新年のグループ展 40 Artists New Year Group Show 2024+ ー PART2
絵本作家でもあるRömellさんの作品は、入ってすぐのところに飾られていました。
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Römellさんの作品は、色彩がしっかりと塗られているのですが、その表面の硬質さのせいか、どこか透明感を感じさせる深さです。
村上絋一さんは、今回は油彩のドローイングです。
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今回の風景画は、光より、風が吹いてくるのを感じるようでもありました。
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山ぶきさんは、かつてそこにあった海を、失われたものとしてマイナス、そして、そこにある都市、その象徴たる道路をプラスとしていますが、時の中で揺れ動く風景を、生命の基である樹木の体液たる漆で固めるというのも、二つの間の揺れ動きのように思います。