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展示感想:平林孝央個展「静隠の大祝 〜眠る森の聖域にて〜」Gallery MUMON
Gallery MUMONで開催中の平林孝央個展「静隠の大祝 〜眠る森の聖域にて〜」行ってきました。
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全体的には、横顔が印象に残る展示でした。
少女の視線の方向に、何かしらの志向性を感じます。それは、未来かもしれないし、希望かもしれません。
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いくつかの作品には青空など、余白のような空間がひらけているようで、それがまだ経験せぬ未来に繋がっているのかもしれません。
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平林さんの作品の少女は、秘められた領域に出会ったとき、そこに行くためのゲートの表現に近く、構図としては、少女像を門扉におきかえることもできるように考えていました。
今回の作品もそう捉えることも可能ですが、記号、シンボルであった少女の受肉がはじまるのかもしれません。
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いつものようにカードのお土産もありました。