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表現再考:和菓子 山づと

山づとというのは、山からのおくりものです。

和菓子の世界では、山の実りを意匠として店ごとにさまざまな工夫をされています。

寒天に、栗と小豆を練り込んで二層にして、大地と落ちて来た落葉を表しているのでしょう。

中を切ると、山道の足跡のようでもあります。

11月も終わります。旧暦では、神無月ですが、神様達が、そろそろ戻ってきているでしょう。

山苞は、見上げる世界からのみやげかもしれません。

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