展示感想: 平林孝央展「再生〜世界のみる思い出 〜」gallery Face to Face
平林孝央さんの個展、「再生〜世界のみる思い出 〜」いってきました。平林さんの作品の特徴は、現世と冥界、二つの世界の境、過越の祭りで越えるような、そんな二つの世界を感じさせます。
その境、細い回廊の扉の門の象徴として平林さんの少女像があるのですが、今回は、ひとつのストーリー性を持った連作の語り部のようになっています。
生命の循環を包み育む大自然の中での生まれ、死に、次の生へとバトンをつなぐ。
今回の個展は、そんな物語を湛えた空間になっているようです。
新しい姿の少女に会いに、足を運んでみてください。