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表現再考:彼岸があけて

 彼岸が明けました。昨日、9月25日が、彼岸明けでした。舟というのは、二つの世界をつなぐものですが、此岸と彼岸の断絶と連絡の象徴としても取り上げられています。

 エジプトにしろ、インドにしろ、大河の傍の文明の宗教にも強く反映しているのでしょう。

 ひとつの川を挟んだ二つの共同体は、必ずしも友好的ではありません。時として、その渡し船を操る渡守は、どちらの共同体にも属さぬひとの仕事になることもあり、それは、どちらからもはじかれた境遇のひとであったりもしたこともあるようです。

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