表現再考:二十六夜待ち、旧暦七月二十六日、8月29日
台風も上陸し、今日はあいにくの雨ですが、今日は、二十六夜待ちです。
二十六夜待ちというのは、旧暦の一月と七月の二十六日の夜に、月の出るのを待って拝む行事のことです。弓を下にして、支えるように未明に現れる月の光の中に弥陀・観音・勢至の三尊が現れると言われていたようです。
正月の初日の出を待つように月が出るまで起きているのですが、江戸時代は、品川や高輪などの海の近くに集まって、どんちゃん騒ぎをしていたようです。出店や、川船などなかなかの賑わいだったようです。