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画廊の楽しみ方ーーなんで画廊に足を運ぶのか(9)
襾漫敏彦
個展ならではの面白いところの一つは、個展が、ひとつのパーフォーマンスの舞台だということです。
作品の配置そのものに、そのアーティストの伝えたいものがあらわれてきます。だからこそ、画廊の空間を、あなたなりの読み方をするといろんな発見があるのではないでしょうか。
一つ一つの絵を、赤や青や黄色といって照明と考え、絵の力を光量として、どのような空間になっているか想像したりもできるでしょう。
また、音楽のバンドのようにベース担当はどの絵、ギターはどの絵、ドラムはこれか、というように考えても面白いかもしれません。
作家のスタイルによっては、森の中を思ったり、あるパーティーなんかを想う人もいるかもしれません。
《付録》画廊紹介 染・清流館
画廊とはいいがたいかもしれませんが、京都にある染専門の美術館です。