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表現再考:秋の社日 旧暦八月十九日、9月21日

 秋の社日とは、土地土地の産土神様を祀ることを行う雑節で、春の社日には、その年の実りが豊かになることをお祈りし、秋の社日には、五穀豊穣をお祈りするそうです。もともと中国にある風習が伝わったそうですが、日本独自の雑節になっているようです。
 秋の秋分の日に一番近い戊の日にあたります。

 行事は、太陰暦にそうもの、太陽暦、二四節気にそうもの、十干十二支という六〇の巡りに連なるものと、幾つもの流れを組み合わせていて、そのキッチリしながら、ぼんやりした感じが、これも興味深いと思います。

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