夏休みに長崎に行ってみて感じたこと
こんにちは!今日のnoteはこの夏の家族旅行で行った九州旅行についての振り返りを書いてみたいと思います。
といっても、なんと今ちょうど旅を終えた直後にこのnoteを書き始めたんですけどねw ^^; もう日曜が終わろうとしているが、果たして今日中に投稿が終わるのか!?この旅行疲れの中、自分自身も大変興味深いです。(やっぱり寝ましたね・・・無理でしたw)
皆さんは、この夏はどちらか行かれたでしょうか?ちょうどお盆の時期なので、今帰省中という方もいらっしゃるかもしれませんし、8月後半、いやいや夏休みは少し時期をずらして9月に取るという方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしましても、やっぱり夏休みが来ると行きたくなるのが旅。私はそんなふうに感じます。毎年このために仕事をしている。そう言っても過言ではないかもしれません。
ってな訳で、今年も多分に漏れず旅行に出かけてきました。目的地は長崎!人生43にして初の長崎旅でした。何歳になっても思うことですが、やっぱり初めて行く土地ってワクワクしますよね?
今日のnoteでは、そんな長崎への旅を振り返ってみて、私が感じたことを書いてみたいと思います。
25分が変えた世界
今回長崎へは一昨年に開業した九州西新幹線を使って訪問しました。乗車されたことのある方はご存知だと思いますが、博多-長崎間のうち、新幹線区間なのはわずか70km足らずなんですよね。時間にしてわずか25分程度(各停だともうちょっとかかる)。通勤ならまだしも、旅行者としては、もうちょっと長く乗車してたいと思う中で下車するようなわずかな時間なんですね。物足りないし、途中の武雄温泉での乗り換えも、やっぱり何気にめんどくさい。。
だけど、このわずかな距離の新幹線開業が与えたインパクトって大きいんだなと、長崎に着いた瞬間に感じました。駅前は大規模に整備され、ホテル、商業施設、土産物店、いずれも賑わいを見せていたんですよね。
長崎は昔から有名な観光地の1つ。だけど、この新幹線開通が行われたことで、より海外からの旅行客にとっても訪れてみたい街の一つになったんじゃないかな?と感じました。
レトロな路面電車と近代的なホテルや商業施設。海と山。自然が織りなす風景と人工的な建物。様々なコントラストがこの街を面白く、魅力的なものにしているように感じました。
温故知新
長崎を出て次に訪れたのが、ハウステンボスでした。ハウステンボスは長崎県内でも有数の観光地の1つですが開業は1992年。もう30年以上も経つんですよね。
素人目に見てもオランダやヨーロッパの街並みをかなり忠実に真似て作っているんだろうなと感じました。開業当初に本物の素材で、本物っぽつ作ったからこそ、30年経って少し老朽化してきた今でもその味わいを感じれる状況というか。まさに古きをうまく温めてきた感じがします。
一方でそれだけでは、やはり観光客の足が遠のいてしまうのもまた事実。しっかりと保全を行い、積極的に新しいものを取り入れていく必要もある。ハウステンボスでは様々な変化なアトラクションやイベントを用意し、観光客の集客に日夜取り組んでいるんだなと感じました。
最近だとVRやプロジェクションマッピングを活用したアトラクションやショー。観光客がお金を落としたくなるような仕組みの導入が進んでいます。広大な広さの施設を維持、運営していくことは、大企業経営にも似ているところがあるんだろうと思いますが、ディズニーのような知的財産(IP)が使えないハウステンボスにとって、なかなか試練の日々なんだろうなと想像しました。
とはいえこの夏休みはそこそこ人で賑わっていて、これからもこの賑わいが続いて欲しいなと感じました。
鍵はやっぱり海外富裕層の取り込み?
今回、長崎市・ハウステンボスと2つの場所を巡ってみて感じたこと。それはやっぱり日本の観光産業をこれからも継続的に維持していくには、いかに富裕層、それも外国人のための投資を行っていくかなんじゃないかな?という点でした。
長崎市はインバウンドを取り込むために、外国人でも知っているホテルブランドを駅前の一等地に誘致しました。その甲斐あって、実際に長崎市内では多くの外国人観光客を目にすることができました。やっぱり、美しい景色と快適な滞在先、それにちょっとしたエンタメがあれば、十分海外からも人は来るんですよね。
一方でハウステンボスに行ってみて感じたのは、明らかに外国人観光客の割合が低かったこと。園内のアトラクションや表記も日本語が中心でしたし、ホテルのサービスも、スタッフも日本人、日本人観光客向けのものが多かった、というのが率直な感想です。
自分がもし外国人だったとすると、ちょっとここには来たいなと思わないかもしれない。ホテルも普通だし、エンタメも日本人向けコンテンツ。あれだけでかい箱を維持するには、どうしても小刻みにチャリンチャリンと稼げるものを積み重ねなければいけないのかもしれませんが、ホテルそのもの、食事そのものを最上級の内容で楽しめる。そんな空間が部分的にあってもいいように感じました。
つまりは、各事業で何に投資をするか、これって難しい問題ですが大事なんだなと。そう言った観点から自分を顧みると、私自身も日々視野を広く、幅広い世界観と先見性を持って日々を過ごしていきたいなと思いました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
おまけとして、最後は今回の旅での素敵な風景をご覧ください!