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多忙な業務とゆるジョギング
今日のnoteは、多忙な業務とゆるジョギングというテーマで書いてみたいと思います。
4月も気づけば半月が経ちました。いやぁ〜新年度も時間が経つのはとても早い!先日まで春はまだ先という気候が続いていましたが、気づけば桜も見頃を終え、季節はすっかり新緑のシーズンになりつつあります。
私は4月からポジションが変わり、チームをリードする立場になりました。実に8年ぶりのピープルマネジメントです。転職して2ヶ月、お世辞にも「業務に慣れた、もう任せて!」と言える状況ではない中、人の育成、チームのプレゼンスアップにコミットする必要も出てきました。お腹いっぱいのところに、さらにわんこそば一杯を追加されたような気分です。
そんなこんなで、ポジションが変わった4月1日には、ほとんど絶望しかありませんでした。
「こんな大変な仕事、私になんかできる訳がない!」
って。心からそう感じたんですよね。
日に日に課題は増えるばかり。そして、不安も募るばかり。
「もう無理」という言葉が、思わず口から出そうになるほど追い詰められていたように思います。
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そんなわずか1週間前の私でしたが、この1週間で随分吹っ切れたように感じます。
いろんな要因があったと思いますが、一言で言うならば、「ゆる〜いジョギング」が私を変えてくれたように思うのです。
今日のnoteは、そんな私を変えてくれた「ゆる〜いジョギング」、そこからさらに発展させて、私が考える「仕事におけるゆる〜いジョギング」についても書いてみたいと思います。
きっかけは健康維持
私がジョギング習慣を身につけたのは、ほんの2年前です。
元は根っからの運動嫌い。社会人になってからの15年間、誰かにスポーツに誘われない限り、自ら運動することはありませんでした。
ジョギング・ランニングについても、東京マラソンにエントリーする同僚や友人の話を聞くたびに、「この人たちは、どうして何千円・何万円という大金を払ってまで走ることを選ぶのだろう?」と素で不思議に感じていました。😅
そんな私、2020年にジョギングを習慣化することになります。
理由は、健康面の不安。
これ以上動かないと、さすがに体に良くないなと。そして、その運動不足は、きっと仕事のパフォーマンスに影響するだろうなと、薄っすらと感じたのがきっかけでした。
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最初はジョギングなんて一切考えていませんでした。「走るなんてまっぴらごめんだ!」くらいの勢いだったんです。
健康維持のため、まずは20分だけ歩こうと思いました。朝早く起きて、妻と子供が起きる前に、近所を少しぶらぶらと。
でも毎日続けていると、少しずついろんな場所に興味が湧いてきたんです。「この先行ったらどこに繋がっているのか?」とか、「今日はこの道行ってみよう!」とか。そして、気づけば20分で帰ってこれなく距離まで歩いていました。
そうすると、今度はどんどん散歩後の時間が減っていったんですね。当時、朝には英会話のレッスンもやっていましたので、その時間を切迫しちゃって、「これではまずいな・・・」と思って、ある意味で、散歩習慣を時短するために始めたのがジョギングだったんです。
ですので、ジョギングを始めた当時は、Tシャツ、ジーパン(ジャージすら持ってなかった)、普段のスニーカーという格好で走っていました。今思うと異様ですw
ゆる〜く走ることの意義
それ以来、ずっとジョギングを続けています。ウェア、シューズも揃えましたし、モチベーションを保つため、iPhoneやAppleWatchに記録を付けるようにもなりました。
ですが、どれだけギアを揃えても、一貫してやっていることがあります。それは、「ゆる〜く走る」ということです。
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継続してジョギングを続けているとどんどん走れるようになってきますし、それに応じて距離やスピードも伸ばすことも可能になっていきました。ですが、私はあえてゆっくりと、なるべく決まった距離を走るようにしています。
健康維持を目的としているからということもありますが、むしろこんな感覚です。
「ゆる〜く」なら、たとえ一度辞めたとしても、
またいつでも戻ってくることができる。
今回それを肌に感じました。
私は、先週までコロナで自宅療養していたのですが、その間全く外に行けなかったこともあり、完全に運動不足に陥ってしまいました。療養明けにジョギングを再開した時、案の定全く走れなくなっている自分がそこにはいました。
ですが、普段から「ゆる〜く走る」ことを意識していたので、走れなくなった自分でも、すぐに受け入れることができたんです。
「まぁ〜また1からやり直せばいいや!」
って。
仕事もゆる〜く考えれば、やり直せる
「まぁ〜また1からやり直せばいいや!」
あ、そっか。これって仕事でも一緒だなぁ〜ってその時思ったんですよね。
今まで自分は、たくさんの仕事が降ってくる中、そしてピープルマネジメントという重大な仕事を任される中、「猛ダッシュで走らねば!」って思いすぎていたのだなぁと、仕事においても認識したのです。
「いや、仕事もさぁ〜、もっとゆる〜くやればいいんじゃない?」って、誰かがそう私に声をかけてくれたように思うのです。
このことに気づいて以降、日々の仕事にもゆるさを持たせるようにしました。
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「すみません。これ、わからないので教えてください。」
「ごめんなさい。理解が追いつかないので、もう一度ご説明いただけますか?」
今週はこんな言葉がたくさん言えたように思います。引き継ぎ元のマネージャーのみならず、チームメンバーに対しても。
加えて意識したことは健康維持です。
これは、自分自身の健康もそうですが、メンバーの健康も然りです。とにかく、意識的に、朝の始業時間を少し早めにシフトさせました。同時に、終業時刻も意識的に6時半までには終了するようにしました。
仕事は全然終わっていないですし、やろうと思えば9時でも10時でもできるだけの仕事はあります。(夜間のグローバルとのミーティングだって、出ようと思えばいくらでも出れてしまいます。)
ですが、あえて時間を区切って仕事するようにしてみました。まぁ〜この仕事、明日に回してもなんとかなるだろう、ってな具合に楽観的に。
そうしたことで、先週までは朝に感じていた「ちょっと仕事始めるのが億劫だな・・。」という気分が少しずつ消えていったんです。
昨日からのやり残し課題を今日こそは完成させるぞ!って思えるようになってきたんですね。
それは、周囲にも影響を与え始めているようにも思います。
先週まで残業が発生していたメンバーも、少しずつではありますが、残業時間が減ってきたからです。
皆が、「今日、なんとしてもこの仕事を終わらせねば!」と思うと、人間どこか追い詰められた感覚を覚えることになり、それは結果として自分自身をどんどん追い詰めることにもなります。
そうではなく、「この仕事なら明日でも大丈夫。きっと大丈夫だから、今日はもうおしまいにしよう。」こう思えるようになれば、明日はさらに良い日になるしようって考えられるようになると思います。
日々ゆるさを持ち続け、常に「やり直せる!」という気持ちを持ち続けられるからこそ、気づけば大きな成果を上げられるチームが出来上がっているのです。
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さぁ、ゴールデンウィークまであと2週間です。
このnoteをお読みいただいた皆さんも、まずは来週、まずは月曜日、ゆる〜くジョギングするように、仕事をスタートしてみませんか?
ゆる〜く走るを継続すれば、きっとこう思えます。
「まぁ〜また1からやり直せばいいや!」