リセット症候群の人
Yahooニュースで元ブルゾンちえみこと、藤原しおりさんの近況が流れて来ました。
なんでも、SNSを全て閉鎖するとか。
それを読んで、この方はきっと宿命に対冲があるな、と思ったので調べてみました。
やはり、子と午の対冲がありました。
しかも天干が同じなので、納音(なっちん)です。
宿命に対冲がある人は、捨てるのが得意といいますが、最近流行のリセット症候群のような気質があります。
半会や三合会局などの合法の人が足し算の人生だとすると、対冲や納音などの散法の人は引き算の人生になります。
物も人間関係も仕事も、合わないと思ったら、あっさり捨てる。
しかもですね、藤原さんの場合は、日干支と年干支が納音なんですね。
日干とは自分の心です。干が同じということは、何かを始めた時も心からやりたいと思ったことだし、止めるときもまた本心からなのです。
そこに迷いはない。
この方、島根大学の教育学部を3年で中退してます。
『島根大学は国立大学だし、3年まで頑張ったならあと少しで卒業なんだから我慢すればいいのに。それに教員免許取っておけば、芸人がダメになった時に潰しが効くのに』と半会持ちの私なんかは思いますが、対冲のある人はそうは思わない。
ブルゾンちえみの芸名を捨てた時も、せっかく名前が認知されて人気者になったのに勿体ないと世間の多くの人は思ったと思いますが、きっとご本人は何の後悔もないのだろうと思います。
リセット症候群というと、症候群という名称から、何やら悪いことのように取られがちですが、対冲がある人からするとそうではありません。自分が不要だと思ったものはどんどん捨ててリセットしないと、汚いたとえですが、便秘状態みたいで気持ち悪いのだろうと思います。
リセットしたことで、結果的に不利益を被っても、きっと後悔はない。
凄く潔いですよね。
しかもこの方、辰巳天中殺なので、精神が欠けていてその分現実に強いですから、あれこれ考えても仕方がないといいますか、とにかく行動して、その場その場で体当たりで生きていくのが合ってます。
コロナ禍で延期になっていますが、藤原さんの次の目標はイタリア留学だそうです。
でも、特にイタリアで何をするかとか決めてないとか。
行きあたりばったりな感じですが、このような宿命の人はそれでいいのです。