禄存星3つは自己顕示欲の塊
やたら自己顕示欲が強い人たちがいます。
今風の言葉でいうなら「承認欲求が強い」人たちとも言えます。
承認欲求というのは誰しもが持つ社会的欲求なので、それを持つこと自体は自然ですが、行き過ぎると周りが辟易します。
今まで出会って来た人の中で振り返ると、禄存星3つ保持者にこの傾向が強いような気がします。
十大主星の2連変化というのがあり、
禄存星2つというのは、貫索星+司禄星の性質が出てくると習いました。
それが3つになるときは、高尾学館では習っていないですが、上住節子氏の著書にはこう書いてあります。
禄存星 3個
禄存星は目立つ星です。自意識が強く、そのうえで、人に奉仕し、物事をしてあげるのが好きです。または、人に感謝や奉仕を求めるとか、奉仕をしすぎて迷惑がられることがあります(『算命占法 下巻』)
もともと禄存星というのは、相手を剋すことで出てくる星です。愛や財などの見返りが欲しいがために相手に尽くすのです。決して無償の愛ではありません。
相手に与えているものと、自分が貰うものが拮抗している場合はうまく回っていくのですが、相手に与えているものが少なかったり、ありがた迷惑なものだと、ただの自己顕示欲の強い人になってしまいます。
尽くすというのも、なかなかの労力がいるし、相手の希望に沿ったことをするには知性が必要なので、横着したり、考えが及ばないと、自己アピールが過ぎる単なるウザい人になりかねません。
そもそも本当に凄い人・魅力的な人というのは、自分でアピールしなくても、周りが自然と認めるものです。
そんなに必死にアピールしなくてはならないということは、実力が伴ってないということですので、禄存星過多の人で、周りの反応がイマイチだと不満に思っている人は、よくよく省みてくださいね。