#17 お酒の楽しみ
お、なになに?
わかっちゃった?
左目の上、切っちゃってさ。
絶賛、絆創膏中(笑)
なにしたって?
いや、昨日、飲み仲間とそこの川沿いで飲んだんだよ(笑)
昼間っから、川風にあたって、お互いが持ち寄った酒やつまみでやったんだけど、まあ、盛り上がってさ。
んー、多分、古酒もってきた奴がいて、それがまあうまくてさ。
度数高かったと思う。多分これが効いちゃったな(笑)
終わった後、駅まで歩いていくんだけど、現代としては珍しい千鳥足(ちどりあし)。
千鳥足ってわかんない?
まあ、酔っぱらって足がもつれるような感じさ。
で、信号で急いで走ったら、つんのめって転び、目の上を切るという!(笑)
もういい年して、馬鹿だなあ(笑)
ま、そんなところで、今晩は大人しく、客に飲ませても、自分はなめる程度にしておきます(キッパリ)
川沿いで、酒の詩なら、藤村「千曲川(ちくまがわ)」だな。
大丈夫か?「ふじむら」じゃなく、「とうそん」だぞ。
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千曲川旅情の歌 島崎藤村
小諸なる 古城のほとり
雲白く 遊子(ゆうし)悲しむ
緑なす 蘩蔞(はこべ)は萌えず
若草も 藉(し)くによしなし
しろがねの 衾(ふすま)の岡辺
日に溶けて 淡雪(あわゆき)流る
あたたかき 光はあれど
野に満つる 香も知らず
浅くのみ 春は霞みて
麦の色 わずかに青し
旅人の 群はいくつか
畠中(はたなか)の 道を急ぎぬ
暮れ行けば 浅間も見えず
歌哀し 佐久の草笛
千曲川 いざよふ波の
岸近き 宿にのぼりつ
濁り酒 濁れる飲みて
草枕 しばし慰む
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千曲川は、下流になると信濃川と名を変える日本一の川。
まあオレは、宿でなくて、川のほとりでもう飲んじゃったんだけどな。
飲むときは、「宿」にでも入って、落ち着いて飲みましょう(笑)
お酒の失敗の恋歌は、サザンの「逢いたさ見たさ病めるMy Mind」か。
■ 夜ごと彼女のテレフォンナンバー
涙ながらに問いかける
飲みすぎて君をからかいがちに
いきなり抱きすくめたつもりでも
傷ついてしまったのはNo,No,No
こいつも、酒でついついやっちまったなー(笑)
でも、こんな一場面を歌詞にできるのが、桑田佳祐のいいところだよな。
まあ、失敗しないようにして、楽しい酒をやっていこうな。
カラオケかけるか?
まだまだ秋だけど、マッキーの「冬が始まるよ」はどうだ?
■ 冬が始まるよ ホラまた僕のそばで
すごくうれしそうにビールを飲む横顔がいいね
たくさんの君を知ってるつもりだけど
これからも僕を油断させないで
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