詩 Tundra-Tundele
伝えたい気持ちがあるのに
言葉が空回りするのはなぜ?
「愛している」という簡単な
言葉を発することができなくて
わずかに刺さった小さな棘に
あなたの愛情を全否定するかのような
言葉を浴びせかけてしまう
わだかまる自分が嫌になる
わかってるの…わかってるのよ…
自分がわがままでガンコなこと…
素直に 気持ちが言えなくて
「愛してる」の代わりに「ほっといて」
「こんなバカ女ほっといて」って
喚きながら 叫びながら
あなたの後ろ姿を追って
ひとりぼっちで泣く私
ホント