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【比較】ICLとレーシックどっちがいいの?値段・メリットデメリットは?
近年話題のICL(眼内コンタクトレンズ)。
視力矯正の方法としてレーシックと並べて検討されることが多いですが、具体的にどんな違いがあるのか。
今回、私は実際に新宿近視クリニック(※)に行って、視力矯正を受ける場合に必要な事前検査(無料です)を受けてきたので、そこで得た情報を書いていこうと思います!
※湘南美容クリニック系列でした
▼受診背景
私は今まで色々な種類のコンタクトレンズを試してきたのですが、どれもなかなか相性が合わず、いつもゴロゴロ感じていました。
最近は特に乾燥も気になり、夜まで付けているのが本当に辛くて、、。
そんな時にICLについて知りました。
レーシックについては今までも何度か聞いていたり、受けている知人もいました。しかし、ICLは初めて聞いた、かつどうやらレーシックとは違って角膜を削ることがないので、色々良さそう、、!ということで、興味が湧きました。
その後ネット上で色々調べてみましたが、いまいち分からないのと、直接プロに聞くのが一番早いと思い、事前検査を受けてきたので詳細を書いていこうと思います!
▼ICLって?
ICL(眼内コンタクトレンズ)は、ソフトコンタクトレンズに似た素材の眼内レンズです。眼内の虹彩の後ろに眼内レンズを挿入することで屈折力を変え、近視・乱視を矯正します。眼の内側にレンズが入るため、コンタクトレンズのように日常生活の中で外れてしまうこともなく、異物感もまったくありません。裸眼と同じ快適さで視力が回復します。
引用:https://www.sbc-lasik.jp/care/icl/
、、、
つまりは、眼内コンタクトレンズ、という言葉そのままで、眼内にコンタクトレンズを入れ込むものです。
角膜を3mmほど切開し、そこからICL(眼内コンタクトレンズ)を挿入します。
↑このような形ですね。(引用:https://www.sbc-lasik.jp/care/icl/)
▼レーシックとの違い、メリットデメリット
一般的な違いについてです。
↑簡単にこのような形。
基本的にドライアイやハローグレアについては、レーシック、ICL関わらず起こる現象とのことでした。
ハローグレアとは、夜など暗い場所で光がまぶしく見えたり(グレア)、滲んで見えたり(ハロー)することで、見えにくさを感じる状態のこと。
※レーシックの近視の戻りについては、再度手術することが可能です。(但し、角膜に十分な厚さがない場合は不可。)
また、元に戻すことが可能とのことでしたが、実際に元に戻す人はほとんどいないとのことです。
レーシックにしたから何かが受けられないといったこともないそうです。
以前は、緑内障や白内障になった時にレーシックをやっていると、手術が受けられないということもあったようですが、現在は可能とのことです。
▼事前検査を受けてみて
レーシックとICLとの違いについて記載致しましたが、私は思ったほど違いはないんだな、という印象でした。
ドライアイやハローグレアについても実際個人差があるので、ICLでも強く感じる人や、レーシックでも全く気にならない方もいます。
私はICLの方が俄然いいもの!という位置付けなのかと思っていたので、意外な結果でした。実際私はカウンセリングしていただく中で、担当の方からもレーシックで十分なのではないか、というお話になりました。
完全に好みの問題なので、どちらでも大丈夫です、と。
というのも、この事前検査の結果次第で、どちらかしか受けられない人がほとんどとのことで、どちらか選べるケースの方が少ないとのことでした。
中にはどちらも受けられない方もいらっしゃるようです。
レーシックは角膜を削る手術になるので、角膜の厚さが規定数値以上なければいけないと決まっていたり、近視の度合いによっても、レーシックが受けられない場合があります。
私は非常に軽度な近視だった(コンタクト度数:-0.75)かつ、角膜の厚さが平均を大きく超えて分厚かったらしく、どちらでも選べる形となりました。
ちなみにこの検査、想像以上に大変でした、、笑
▼検査内容
機械で視力を測ったり、角膜の厚さや強さを測ったり、他にも色々と10種類ほどの機械を使って検査が行われました。
検査の途中で目薬をさして瞳孔を広げたり、眼球に細い棒のような機械を当てる検査もありました。(事前に目薬で麻酔をするので痛みはありません。)
けれど、これは怖い方は相当怖いんだろうなと思います、、!
私はそこまで抵抗はなかったですが、なかなか気持ちが悪い感覚でした。
また強い光を当てられながら、目を見開かなければいけない検査も。
目を大きく開けてください!と言われた時にはもう、、、開かないようううううう眩しすぎるよ、、!!と。私はこれが一番辛かったです。半分涙目でした。笑
▼検査を受ける上での注意点
検査の中で瞳孔を開くための目薬をさすと記載致しましたが、その影響が想像以上にすごいです。
確かに予約時に、"そういう検査をするため目が見えずらくなるので、公共機関を使ってお越しください(運転はだめ!)。またその後の予定も考慮するように"と事前に連絡はあったのですが、とは言っても、そこまでの影響はないだろう、と私は普通にその後予定を入れていました。
しかし、瞳孔が開いているために、視界がとても悪くて。
検査は裸眼で行いますが(※)、検査後はコンタクト装着可能なので、少しでも視界をよくしようとコンタクトを装着したら、より一層、本当に近くが見えなくて。老眼状態。
もう本当にこんなにも見えないのは初めてで。
どう頑張っても近くが見えない。
携帯の画面も全く見えないのです、、、!
なので予定のお店の場所やら、そこまでの電車の経路を見るのも、携帯を思いっきり遠ざけて、やっとぼんやりと見える、という感じで、非常に大変でした、、。笑
なので、もし検査をされる方は、その後の予定は入れないことをおすすめします。また出来れば家の近くの方がいいかなと思います。
※事前検査を受けるためには、検査日までの3日間はコンタクトの装着が禁止されていました。これも結構大変。
▼まとめ
レーシックとICLの違いについて。
そこまでの大きな差というのは感じられませんでした。
ただ、近視が強い方や角膜が薄い方はICLしか受けられなかったり、など、個々人の状況で制約はありそうです。
ICLが合っている人
✔︎ 角膜を削りたくない!
✔︎ とにかく少しでもいいものがいい!
✔︎ 角膜が薄くて削ることが出来ない方
✔︎ 重度の近視の方
レーシックが合っている人
✔︎ 費用を抑えたい
✔︎ 軽度の近視
✔︎ 角膜に十分な厚さがある方
✔︎ 短期間で完了させたい人
簡単にまとめてみましたが、
検討されている方はまず一度検査を受けてみることをおすすめします!
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