雑談【ざつだん】
「やー、しかし、暑いですねー!」
ってので誰かとの話を切り出せるってなんか悪くないんですよね。
くだらないことなんですけどね。
ワタシにとってくだらなくもない。
この歳で学校に入ってみて改めて自分のことを理解したことの一つに、
そもそも自覚はしてた自分の中の
人見知り【ひとみしり】
ってやつが
それがなかなかの本物というか、
剛腕というか、実力派って感じでして
結構にピリッとした人見知りだなと。
雑談というのが苦手なんですよね。
こっちから切り出すことができない。
(なんか話しかけなきゃな。)
って空気感の時あるじゃないですか。
クラスメイトと電車でばったり一緒になるとか。
帰り道が一緒になるとか。
(なんか話しかけなきゃな。)
って思う時点で完全にアウェイ側になってるんですけど、
ホーム側から
「シンイチさん、ちょっと痩せました?」
なんて素敵すぎる初球を投げてもらったら、
もうそれを捕ったり投げ返したり、
なんならバット持ち出して打ち返したりまでしちゃって
楽しいキャチボールみたいなことにはなるんですけど、
その初球が投げらんない。
なんか、上手に投げようとしすぎるんでしょうね。
ここに、
「やー、しかし、暑いですねー!」
の季節で、
の天気には
のボールをシュ!っと投げられる。
これが投げやすい(^^)
学校の先生も授業が始まる前に、
なんらかの雑談持ってくるって先生が多いです。
その雑談の品質みたいなもので先生の人気みたいなものにも
少なからず影響しますよね。
これ、
治療家だってそうでしょうね。
雑談の上手な先生なら
自分の病状やちょっとした体調の変化なんかも話しやすい。
そういう情報の共有が深まるほどに、
治療の成果も現れやすいはず。
だとしたら、
「ワタシは人見知りです。」
なんてエバって話してちゃダメだなと。
そうじゃなくありたいなと。
なんてことをですね、
考えさせられてたのは生理学の授業中で
老化【ろうか】について学んでる時でした。
老化における生理の特徴のひとつは
個体差【こたいさ】があるってことなんです。
同じ51歳でも老化の進行度には差があるんだよ。
それはこれから歳を重ねるごとにどんどん大きくなるんだよ。
というやつです。
老化によってホルモン分泌に変化が起きるから、
血管とか脳も物理的な柔軟性を失ってく。
そうすると、
血圧が高くなったりもするわけですけど、
頭ん中で
考えることも、
言うことも、
頑固になってく。
老化の生理で説明がつくわけです。
頑固ジジイってのは。
ただ、もう一回言いますね。
個体差が大きいってのも老化の生理の特徴な訳でして、
頑固ジジイへと変貌を遂げていくスピードやその品質には差が大きく出るんだよって。
そしたら、みんなそうだと思いますけど、
(ゆっくり、進みてぇ。。)
って思いますよね(^^)
人見知りの頑固ジジイが院長先生の鍼灸治療院なんて、
院長のワタシだって絶対に勧めない。
行くなって勧める(^^)
「やー、しかし、暑いですねー!」
以外のボールも投げられるように練習しないといけないですね。
で、柔軟体操しっかりやって、
硬くなってくやつも
なるべく柔らかく軟らかく。
って気をつけながら
このブログを続けていくことで、
これが誰かとの雑談の初球になってくれてれば。
ありがたいな。
嬉しいな。
なんて雑な話ではありますけど、
思ったりもしています。