中毒【ちゅうどく】
今日の病理学では中毒についてだったんですけど、
そういえば小毒とか大毒とか聞いたことも見たこともないなと思って。
中野さんがいれば、小野さん大野さんっているし、
中盛があれば、小盛と大盛と特盛なんかも欲しいですしねぇ。
中毒の中は、大中小の中じゃないってことで、
「おれはまだ大毒ってわけじゃなくて中毒だから、まだ安心。」
とかってのはダメで。
この中。
カラダの中【なか】の中のことで、
カラダの中に入ることで毒の症状を現すもの。
それが中毒。
ってことなんだそうです。
なんか、どうでも良いことのようで、
(なるほどなぁ)
ってふむふむしちゃったんですよね。
逆の考え方なら、
(中に入れなきゃ毒じゃないってことだわな)
って興味をもって授業を聴きました。
中毒を引き起こすものが
ー動物性
ー植物性
ー気体
ー粉塵
の4つに分類されてました。
上から、
フグとか、蛇とか、蜂なんかもいますね。あとクラゲとか。
植物は、キノコっすよね。トリカブトとか、聞いたことなかったですけどクラーレなんて素敵な響きの植物も毒がある。
気体だったら一酸化炭素。アイツ何がヤバイかって血液の中で酸素の運び屋をやってるヘモグロビンのヘモさんにまとわり付く力が酸素の200倍強いんですって。
だから、アイツがワッと入ってきたらヘモさんはアイツにがんじがらめにされて酸素がくっつく場所がなくなっちゃう。
で、酸素が全身の細胞に行き渡らないから窒息しちゃう。ってことなんですよね。
粉塵はアスベストとか。タバコの副流煙なんかも炭粉症なんで言い方もしちゃってます。
煙は炭の粉なんだよ。って喫煙者によりプレッシャーをかける言い方でしょうね。
これら以外にもいろいろな輩を教わったんですけど、
カラダの中に入ってきて毒なんだよ。
カラダの外なら、問題なくない?
って感じでしょうか。
アルコールなんてわかりやすいですよね。
アルコール依存症って言い方も定着してますけど、
ワタシを含めて酒好きなオヤジらは、
「毎日飲むよ。飲まないと寝れないっていうかねぇ」
なんて感じで酒好きを競うかのような話をする変わった種族なのですが、
その会話の締めは、
「ったく、アル中なんじゃないの?なんてカミさんに怒られちゃってさー」
なんてことを、
カミさんいないオヤジまでが言い散らかして、
締まるもんも締まりません(^^)
アルコール中毒。
略して、
アル中。
ってのがワタシらは一般的。
しかし、アルコールさんのここ最近の大活躍たるや、
どうなんですかね?
プシューっとやってシャカシャカしてスーッとする。
って間にウイルスやっつけてくれてる。
ありがたい代物です。
ワクチンとかって新しいものへの期待もしちゃいますけど、
スゲー働きしてるアルコールさんも称賛してあげたい。
アル讃!
ってどうですかね(^^)
助けてもらったり、
毒になったり。
ってことなんですよね。
ま、蛇に助けてもらったことはないですけど、
あの人の生活を邪魔しなければ、
あの人の毒にやられちゃうことはないわけで。
ってことからすると、
フグやトリカブトや一酸化炭素や副流煙。
あの人たちが悪いって単純な話ではない。
ワタシは、
立ちそば中毒
吉野屋中毒
家系ラーメン中毒
とかって、毎日食っちゃうんですよ、
お腹がいっぱいとか減ってるとか、
1日3食とか関係なくなっちゃう。
お腹いっぱいでも食べちゃうんです。
昼の13時に4食目でも食べちゃう。
中毒ですよね。
あ、
今は大丈夫ですよ。
克服してます。中毒からは。
上手く付き合ってます(^^)
以前です。
本物のブーデーだった時の話です。
江戸川の河原に落ちてるエロ本を友達と探すのとか、
中毒でしたね。
楽しいんですよね。
アホな友達と、
「うおーーあったーーー!!」
「これマジでやべーー!」
とか言いながら、
あ、
今じゃないですよ。
小学生の頃です。
克服してます。
上手く付き合ってます。
って、
全然しなくて良い話をしてしまいましたが、
エロ本や吉野家が毒なんじゃない。
中毒だった。
ってことですよね。
今日学んだ中毒は
こんなアホな話ではなく命に関わる話ですから、
真面目に理解をしなければならないのですが、
ワタシなりにボンヤリと思うのは、
毒キノコには毒キノコの生き方があるんだろうなぁ。
クラーレってハイジの友達っぽい植物さんも、
人間にとったら毒だけど、
クラーレさんにとって、
自然界にとって、
必要不可欠なものなんだろうなぁ。
毒。
ってなんなんだろう?
毒のような人も、
世の中には必要なんだろうなぁ。
毒のある自分。
それも悪くはないんだろうなぁ。
なんて思いはするんですけど、
中くらいで良いですかね?
小で良いでかなぁ。
大は迷惑かけそうですし、
毒も使いようですね。