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WordPressのスパム対策に「Google reCAPTCHA」を連携する方法
reCAPTCHAの設定方法を説明し、最終的にWordPressと連携する手順を紹介します。この記事では、Google reCAPTCHA v3を例にして説明しますが、v2でも基本的な流れは似ています。
1. Google reCAPTCHAのセットアップ
まず、reCAPTCHAを使用するためにGoogleのサイトでAPIキーを取得する必要があります。
ステップ1: reCAPTCHAのサイトにアクセス
以下のリンクからGoogleのreCAPTCHAの公式ページにアクセスします:
Google reCAPTCHA
ステップ2: reCAPTCHA APIに登録
![](https://assets.st-note.com/img/1728874957-2P3x8UfMlDZRe9kLpyIXEiKJ.png?width=1200)
右上の「Admin Console」ボタンをクリックし、Googleアカウントでログインします。
「Create」をクリックして、新しいサイト用のreCAPTCHAを設定します。
ステップ3: サイトの登録
![](https://assets.st-note.com/img/1728875561-DpBZ9gOGf6AoCbYRSicxk7Lr.png?width=1200)
Label(ラベル):管理しやすい名前を入力します(例:My Website reCAPTCHA)。
reCAPTCHA Type(reCAPTCHAの種類):reCAPTCHA v2かv3を選択します。今回はv3を選択しますが、v2の場合も似た手順です。
Domains(ドメイン):reCAPTCHAを使用するサイトのURL(例: `example.com`)を入力します。
Owners(所有者):デフォルトで自分のGoogleアカウントが選択されていますが、他の所有者を追加することも可能です。
Terms of Service(サービス利用規約):規約に同意してチェックボックスをオンにします。
最後に「送信」をクリックします。
ステップ4: APIキーの取得
![](https://assets.st-note.com/img/1728875414-icJmLCD8fjn4YXu9HElQxkv1.png?width=1200)
登録が完了すると、Site Key(サイトキー)とSecret Key(シークレットキー)が表示されます。これらのキーは、WordPressにreCAPTCHAを統合する際に必要になりますので、メモしておいてください。
2. WordPressでのreCAPTCHA連携
次に、取得したreCAPTCHAのキーを使用してWordPressと連携させます。ここでは、Contact Form 7プラグインを例にしてreCAPTCHAを統合する方法を説明しますが、他のプラグインでも同様の手順で設定できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1728875877-09sfM82IKjp6uzwUeB4imoHW.png?width=1200)
ステップ1: Contact Form 7プラグインのインストール
WordPress管理画面にログインします。
「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
「Contact Form 7」を検索し、インストールして有効化します。
ステップ2: reCAPTCHAのインストールと設定
「プラグイン」→「新規追加」から「reCAPTCHA」を検索し、「Advanced Google reCAPTCHA (v3)」などのプラグインをインストールします。
インストール後、「reCAPTCHA」または「Contact Form 7」設定メニューにreCAPTCHA用の設定項目が追加されます。
Site KeyとSecret Keyを、先ほど取得したものを入力します。
Site KeyとSecret Keyを入力後に必ずオレンジのボタンを押して、入力内容をチェックします。
設定を保存します。
うまくいかないときは、黄色い枠内をチェックしてください。
・V3を選択しているか
・Site KeyとSecret Keyが間違っていないか
・オレンジのボタンを押してチェックしたか(チェック後OKの画面が表示されます)
![](https://assets.st-note.com/img/1728876844-KRbftBY9H7iksAm06CujOIqV.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728876936-1z6cEdHetiUYgSrvXOoTkCZl.png)
ステップ3: フォームにreCAPTCHAを追加
「Contact Form 7」で、既存のフォームか新規作成したフォームを編集します。
フォーム内にreCAPTCHAタグを挿入します。通常は自動でreCAPTCHAがフォームに適用されますが、v2の場合は `[recaptcha]` タグをフォーム内に手動で追加することもできます。
設定を保存し、フォームをサイトに表示します。
3. reCAPTCHAが正しく動作しているか確認
Webサイト上にフォームが表示されたら、reCAPTCHAが正しく動作しているか確認します。
reCAPTCHA v3の場合は、フロントエンドに「私はロボットではありません」のチェックボックスが表示されないため、スムーズに動作します。v2ではチェックボックスが表示されるため、実際に試してみて確認しましょう。
これで、Google reCAPTCHAをWordPressに連携させて、スパム対策を強化する設定が完了です。Contact Form 7以外のプラグインを使用している場合でも、ほとんど同じ手順で設定できます。
ContactForm7に適用する方法
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