わたしの通っていた幼稚園
こんにちは。初めて昼間に書いたまめこです。
仕事を辞めてからの1年間から振り返ろうと思ったら、思いの外しんどかった。まだまとめられないんだなって思った。
書いたらまとまるのかもしれないけど、しんど!ってなったからもっとずっと前のことから振り返ろうと思う。
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私の1番古い記憶が幼稚園の頃のこと。
私の通っていた幼稚園は独自の教育論みたいなのがあって、規則がめちゃめちゃ厳しかった。
とにかくやっちゃいけないことが多くて、特に覚えているのが以下の3つ。
・テレビ禁止
・キャラクターもの禁止
・プラスチックのおもちゃ禁止
私はすごいテレビっこだったし、ディズニーランドが大好きだったし、セーラームーンのおもちゃで変身してみたかった。
でも全部禁止になった。
よく覚えているのが、公園でセーラームーンのおもちゃを見つけた時の同じ幼稚園の男の子のこと。
男の子「あっ!いけないやつだ!」
わたし「何のおもちゃだろう?セーラームーンのかな?」
男の子「なんでセーラームーンのってわかるの?!いけないんだよ!!」
セーラームーンってものを知っていることすらダメな世界だった。
改めて書くとめっちゃ偏ってるなーって思うし、あれこれ禁止にするなんてめっちゃ窮屈って思うけど、今から思えばすごい特別な時間だったんだって思う。
なんだか、パキパキした世界が、ほわほわした世界に変わったって感じ。
出来上がったものじゃなくて、木や綺麗な色の布で遊んだり、自分で物語を作ったり、その劇に使うちょうちょも自分で作ったり、ハープを弾いたり、織物をおったり、ケーキを作ったり、ずっと空想の世界にいたような感じだった。
今思えばとても贅沢な時間を過ごしていたんだなぁと思う。
大人になったら、うぅん、もっと早く、小学生になった時点で空想の世界にはいられなくなる。
少し強引だけれど、幼稚園生の間は空想の世界で遊べるようにしてくれてたのかなぁって今更ながら思った。
あの世界観が今でも私の好きの根底に影響を与えてることは間違いない。