虫歯になりたくない~!どうして虫歯になるの?
虫歯になりたくない~!どうして虫歯になるの?
日々新しいニュースや情報が錯そうしている新型コロナウイルスには、膜があります。
このエンベロープと言われる膜を持つ「エンベロープウイルス」は、アルコール消毒剤によりダメージを受け、感染する力が弱化します。
だから、念入りな手洗いしたり、
エタノール消毒をシュッシュし手に塗り込む(15秒程が有効的と言われています)ように用いることを、感染予防として推奨されています。
全く異なる話ですが、
歯の表面にできるペリクルという膜は虫歯に大変関係しています。
このペリクル膜も、ダメージを与え膜を壊すことにより、
虫歯にかかりにくくさせることができます。
膜を壊して予防するという意味で同じだな~とふと思いました。
だけど、「ペリクルってなあに?」
ペリクルは
唾液の成分・糖タンパクから歯の表面にできる膜。
酸などによって脱灰され虫歯になるのを防いだり、
歯の成分であるカルシウムやリン等の「ミネラル」が逃げないように守っています。
その意味ではペリクルは大切な働きをする強い味方ですが、
残念なことに時間とともに細菌が増え、
「プラーク(細菌の塊り、歯垢)」が付き、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。
歯磨きする前に、歯の表面に白い柔らかい汚れを見たことありませんか?
これがプラークです!
また歯を磨き終わった後でも細い前歯の裏側や歯の間、歯と歯肉の境目に
白く残っている場合もあります。
それは磨いたはずが、上手く磨けていないからの証拠。
歯と歯の間は特に、普通の歯ブラシでは難しいですね。
そんな時は、
「フロス」と呼ばれる糸や、「歯間ブラシ」を用いて除去します。
フロスにはワックス付きとノーワックスのものがあります。
歯間ブラシは歯と歯の間の隙間がある場合に、その隙間の大きさに合わせて用いる歯ブラシのこと。
【歯ブラシの選び方】のお話し、
またしますね。
まずは磨いた後に白い汚れがのこっているかいないか、
特にお子さんは付きやすいので
チェックしてみて下さいね!🌟