普通ってなんだろう?②
今日はエキシビションの日です
氷と毎日語り合うように思い切り自由に舞う
羽生結弦さんのご褒美タイムも最終日
どうかその後の治療がよきものでありますように
さて、わたしが10分間ほど
何を話したかを
書いてみます。
(過不足をそれぞれに感じるでしょうが、
どうかご了承下さい)
今回と前回のオリンピックの
競技後の記者会見での発言です。
「僕が勝っても誰も喜ばないんじゃないかなって」
「何を話しても、また嫌われるだけなんだろうなって」
平昌オリンピックで2連覇した頃まで、
彼は世界最高得点(WR)を、
順調に更新してきました。
SP バラード第1番
FS SEIMEI
オリンピックにまつわること
・初のオリンピック出場を決めたときの
インタビューの発言を生意気ととった先輩方
がいた。金メダルに祝福無し。
・帰国後のフィギュア代表選手のTV出演で、
金メダルをつけずに、後方にひっそり。
今の、鍵山優真さんポジションとは天国と地獄。
・あろうことかJOCからも冷遇
(橋本聖子さんの高橋大輔贔屓、おぞましい)
・国内大会での採点が羽生結弦にだけ厳しい
世界でも
・IOCのルール変更でどんどん不利に
ジャンプへの複雑な入りが、評価から消える
4Aの基礎点が引き下げられた
フリーの演技時間が4分30秒から4分に減った
衣装が評価項目から消える
正しく無いジャンプが、容認されている
(踏切前に回転動作が入っている。
下回り、プレロテと呼ばれる。
本来なら、回転不足。エッジエラー)
シリアスエラーの適用が不公平
GOE 技の出来栄え点も不公平
PCS 芸術的評価も不公平
ちなみに、ジャンプの判定は
たった一台のカメラです。
エッジを視るのも。
その、テクニカルジャッジはひとり。
選手サイドからの抗議はできません。
他の競技と比較しても、あまりにお粗末です。
さらにSNSでの誹謗中傷
組織的なものもありました。
犯罪です。
私たちが声をあげても、JOCは動きませんでした。
だから、記者会見で繰り返された
「羽生結弦として」
「羽生結弦のジャンプ」
「羽生結弦のスケート」
という意味。
そこにしか、希望がなかった。
特にこの4年間。
正しく評価されなくても
自分が思い描き信じた
「フィギュアスケート」
それを世界にとどけた。
と、わたしが軽く早口で淡々と話し、
時間が来るというとき、聞いて下さった方が
「羽生結弦さんにはそれが普通だったのね」
「自分らしさをとことんやることが、普通」
…全私が、スタンディングオベーションしました。
羽生結弦さんにとっての普通
「4Aを習得していく先にオリンピックがあれば、という気持ち」
と以前、話されていました。
だから、わたしや
多くのファンの皆さんも
「羽生結弦選手の夢が叶いますように」
が、普通でした。
それが、どんなに危険でも。
4Aをオリンピックで。
世間的な成功〜3連覇よりも、
4Aを、国際公式試合の記録に刻むこと。
自分らしさは
自分にとっての普通
そこをお互いに認めていれば
たとえば
ふたりにとっての普通
リラックスできる居場所を
作っていけるんじゃないかなって
ふと、そう思ったのです
きみとなら
…なんで今回はキャプションの文字が大きいのかわからないよ(笑)
「普通」についての話は
また、別の角度から続きました
(続くかなひとやすみかな)
さて、
あと1時間で
北京オリンピックの
フィギュアスケート・エキシビジョンが
始まります♪