読書_Kindle出版の時給:副業の時給。考えたこと、ありますか?(浅見陽輔)
感想
こういった類の本には珍しくエンタメ性のある面白い本でした。お金の話になると大抵はノウハウであったり、そのノウハウの裏には著者の隠しきれない自慢や軽蔑が滲んでいたりして苦手な場合が多いですが、これはただただ面白かったです(笑)
会社員として働きながらも、淡々とKindleを出版し続け浮き沈みはありつつも安定した副業になった話が時系列順で描かれています。失敗した話や苦労した話も共感できるように分かりやすく書かれていて聞き流しに丁度良かったです。
得られた知見としては、ニッチな分野を探すことに尽きる、だと思います。やはりインフルエンサーやプロ作家がいる領域はハードルが高く、どんなに良質なものを出したとしても見向きもされないと思います。ですが、ニッチで協業他者がいない市場であれば無限の可能性が広がっているということです。その中でも著者は”筋トレ”という競争が激しい世界の中に密かに佇むニッチな領域を見つけ出していてプロだと思いました。
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