2024/11/06 mikan
11月になって布団からすぐに出られない。勇気を出して布団から足を出すと、昨日と同じように冷え切った空気が沁みる。
憂鬱な感情とは裏腹に、を窓の外はゆるぎない幻想的なブルーが広がる。この景色を見ただけで良い一日になると錯覚する。
先日、夫とホームセンターに行った際に購入したみかんの木も日光を浴びて少しずつ成長している。しんしんと冷えた外気はみかんをより一層甘くする薬のように思える。みかんの重さで傾きかけた細い幹は折れそうになりながらも懸命に新鮮な空気と日光を求める。新しく実を付けられなくても枝葉が元気でいてくれるだけで、何となく満足できる気がした。
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