読書_ナチュラルボーンチキン(金原ひとみ)
感想
私はもっと破壊的で破滅的な金原さんの本が好きでした。最近の作品は、家庭を持った金原さんだから書ける内容だと思いつつも、私は好きになれませんでした。私が金原さんの本で味わいたい、虚しさや絶望感、正当な矛盾感、良い天気の日に呼んでも鬱屈してしまうようなものは味わえませんでした。そういったものは、別の著者から味わうしかないのかもしれません。
ですが、メッセージ性のあるテーマと内容は読んでて心地よかったです。
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