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MADE BY JAPANESEの素晴らしさ
イギリスに住んで、海外に旅行に行って、たくさんの雑貨商品を見てきた中で、
日に日に日本製の素晴らしさを感じている。
日本にいる時、「日本製は素晴らしい」「品質が高い」と聞いていたし、そう思っていたけど、
実際にそういう商品に幼い頃から囲まれて生きているから、特別気にしたことはなかった。
あ〜そうなんだ。確かに粗悪な商品ってあんまりないかも。と思うぐらいだった。
けど、海外によく旅行に行くようになって、そしてイギリスに住んで特に実感する日本製の素晴らしさ。
品質だけではなく、感じた日本製の素晴らしさを伝えたい。
日本にいる時、買い物するときは、「欲しい!」「値段はどうかな」これぐらいしか気にしたことがない。
これは私の買い物特性かもしれないけど。
でもイギリスに来て、買い物をする時、
「素材はなんだろう。触り心地が悪い。」
「縫い目が荒いな。」
「すぐ壊れそう。」
「そもそもちょっと欠けてる。」
など気になることが多いこと!
以前デザインの学校に通った際、気になりすぎて聞いてみた。
「欠けてたりとか、素材が気持ち良くなかったりとか、気にならないの?」と。
そうすると、「さすがZEN。そういうところを気にするのは日本人らしいね。」
と言われた。
「全て完璧に作ろうとしたらロスが生まれる。それをNGとするのももったいない。そしてそんなこと僕は気にしない。」と先生。
なるほど。それも一理ある。
日本で生まれて、日本で暮らしていると、
製品もサービスも気持ちよく受けられて当たり前。
イギリスは、製品もサービスも提供してくれる人がいるから使える。
そしてその人たちに感謝する。
だから、ちょっとしたことは気にしない。
そしてエコの精神がすごく根付いているから、
アンティークショップやチャリティショップも充実してる。
日本語の「中古品」はなんだか古くて二等品みたいなニュアンスにどうしても聞こえてしまうけど、イギリスのアンティーク、チャリティは製品の次なる新しい使い手、使われ方と出会う場としてキラキラしてる。
イギリスのこういう誰かが使ったものも次なる使い手へ、新品でも多少の欠けは気にしない。
といった精神、とても好きだ。
だけど、日本人の「ちょっとでもよく」「ちょっとでもいい製品を」という精神が私は大好き。
当たり前だと思っていたけど、世界的にみるとこれはとても素晴らしい精神。
人のことを思って、素晴らしい製品、サービスを生み出そうとする。
MADE IN JAPANがもてはやされている気がするけど、
私は本質的には、
MADE BY JAPANESEをもっと流行らせたい。
そしてこのJAPANESEによるものづくり精神をもっと海外の商品に展開していきたい。
MADE IN JAPAN製品を海外に輸出するのではなく、
海外の人たちの生活に根付いた商品を日本製で提供したい。
何かしたいな。何ができるかな。