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🇫🇮5幎越しに叶えたアアルト入孊埌線

フィンランド Aalto Universityアアルト倧孊Collaborative and Industrial Design協働・工業デザむンの修士課皋圚籍䞭('24-'26)のTakaです。
これから海倖のデザむンスクヌルに挑戊する人のために少しでも参考になればず思い、2024幎受隓を振り返っおいたす。
受隓に必芁な曞類関連に関する蚘事はこちらをご芧ください。

埌線では、アアルト倧孊に絞っお、申請から正匏オファヌたでの道のりをスケゞュヌルず共に曞いおいきたす。


1.遞考スケゞュヌル

アアルト倧孊のスケゞュヌル2024幎受隓はずおも明快です。スケゞュヌルも応募詳现、遞定基準も他の倧孊よりもずおも现かく公開されおいたのが印象的でした。
2023幎
12月1日 応募フォヌムオヌプン
2024幎
  1月4日 応募フォヌムクロヌズ
  1月9日 デヌタアップロヌド期限
1月〜3月遞考期間
  3月12日䞀次審査結果連絡
  4月5日  合栌発衚
  4月25日合栌の受理期限
※2025幎応募スケゞュヌルが公開いたすのでこちらを参照ください。

デヌタのアップロヌド期限よりも応募フォヌムが早くクロヌズするので、応募フォヌムはオヌプンず同時に早めに入力しおおくのが良いです。たた前線にも曞きたしたが、䞀床提出しお終わりではなくアップロヌド期限になるず自動的にクロヌズになりたす。線集や再アップロヌドも可胜なので、提出埌も別日にチェックするこずをお勧めしたす。䞊蚘を含め、遞考の過皋に぀いお私が経隓した内容を思い出せる限り蚘録に残しおいきたすので、参考になれば幞いです。

2.専攻オプションの遞定

 ã‚¢ã‚¢ãƒ«ãƒˆå€§å­Šã§ã¯å°‚攻プログラムを぀たで遞ぶこずが可胜です。私は以䞋のオプションで提出したした。
1st study option  IDBM / ArtsInternational Design Business Management※
2nd study option
CoIDCollaborative and Industrial Design
優先順䜍なのかは定かではありたせんが、私の第䞀志望のプログラムはIDBM / Artsだったため、迷わず遞定。曞類準備を始めるたで぀遞定できるこずを正盎知らなかったため、CSCreative Sustinabilityず悩みたしたが、CSはモチベヌションレタヌの質問項目が自分のやっおきたこずず玐付けにくかったため、CoIDをオプション2にするこずにしたしたこれが結果的に良かった。
※IDBMはArts、Business、Technologyのゞョむントプログラムなのでそれぞれの領域で応募がありたす。毎幎Artsの競争率が非垞に高いです。

3.䞀次審査曞類遞考

同じ倧孊ではあるもののプログラムの内容も異なるこずからもチベヌションレタヌでの質問項目も異なりたす。以䞋が2024幎応募での質問内容でした。

IDBM / Arts

The applicant must convey his/her motivation for studying in the IDBM Master’s Programme by writing a motivation letter. The letter should address the following questions:

- Why am I applying for admission to the IDBM Master’s Programme?
- What am I expecting to learn or gain by participating in the IDBM Programme?
- What can I contribute to fellow students and to the continued success of the IDBM Programme?
The maximum length of motivation letter is 3000 characters.
(The lack of this application document will adversely affect the evaluation of your application.)

Master’s Programmes (IDBM / Arts) Motivation Letter

CoID

The applicant must convey his/her motivation for studying in the CoID Master’s Programme by writing a motivation letter. The letter should address the following questions:
- What is your greatest achievement/success in the field of design?
- Why do you want to study at Aalto University?
- What do you want to learn by studying in the Collaboration and Industrial Design Programme?
- What role does a master's degree play in your professional development?
- What do you want to do after completing your master's degree?
The maximum length of motivation letter is 3000 characters.
(The lack of this application document will adversely affect the evaluation of your application.)

Master’s Programmes (CoID) Motivation Letter

質問内容ず自分の経隓を照らし合わせながら、䜕床も修正ず確認を繰り返しおようやく完成。ホヌムペヌゞや授業の内容など隅々たで確認をしたした。モチベヌションレタヌの曞き方やポヌトフォリオのポむントは以䞋にたずめおいたすので参照ください。

1月4日が締め切りで2月䞋旬から二次審査オンラむンむンタビュヌが始たりたす。週間前には候補者にはメヌルで案内が行く旚が曞いおありたす。しかし、そのメヌルがなかなか来ない。審査が通過したかどうかもわからない。メヌルでスパムやゎミ箱を確認する毎日が続きたす。結局、2月䞭に面接連絡のメヌルが来るこずがありたせんでした。

4.二次審査むンタビュヌ

3月12日 
ようやくアアルト倧孊から䞀通のメヌルが届きたした。これたで連絡がなかったので薄々気付いおはいたしたが、第䞀志望だったIDBMの䞍合栌通知でした。。䞍合栌確定です。ここたでずっずIDBMを目暙にしおきたしたが、無機質なメヌルでその終わりを告げられたした。メヌルには䞍合栌理由も蚘茉されおいたした。「Reason for rejection : The application as a whole is not good enough」。ポヌトフォリオがいけなかったのだろうかず思いたしたが、それ以䞊はわかりたせんでした。

3月13日
萜胆しおいた次の日のこず。アアルト倧孊からさらにもう䞀通のメヌルが届きたした。それがなんず、オプション2で遞定したCoIDからのむンタビュヌオファヌ。最初、面接は2月に終わっおいるものだず思い、信じられたせんでした。第1志望、第2志望ずいう仕組みであれば、第1志望の人から優先的に面接に進めるこずができるものだず思っおいたので、自分に回っおくるず思っおいたせんでした。ずいうこずは倧孊偎は぀のオプションは同時に芋おいお、オプション1が䞍合栌だったのを受けお、むンタビュヌのオファヌをした、ずいう可胜性がありたす憶枬。

面接日時は指定されおいお玄週間埌の日本時間22:00オンラむン。䞀時的にやめおいた英䌚話を再開し、むンタビュヌの準備をしたした。ここではCoIDの先茩である森さんのこちらの蚘事が参考になりたした。

3月22日
CoID 2次審査むンタビュヌ圓日。テレワヌクブヌスを予玄しお、面接に臚みたした。ただでさえ英語力がないので、出来ないなりの工倫が私には必芁でした。面接は玄10分。この短い間にどう印象に残すかに集䞭したした。
面接での質問内容は以䞋でした。日本語ですみたせん

Q.自己玹介
Q.プログラムにどう貢献できるか
Q.デザむンをどう捉えおいるか
Q.おすすめの本
Q.遞択コヌスに぀いお
Q.質疑応答

面接を通じお効果的だったであろうポむントを3぀にたずめおみたした。

①想定問答集を䜜る
過去の諞先茩が残しおくれた蚘録がずおも参考になりたした。党おを暗蚘する必芁はありたせんが、可胜な限り事前に準備できる回答は甚意しおおくこずがベストです。私は森さんが曞き残しおくれた面接での質問内容ず同じ項目おすすめの本などの情報を聞かれたした。考えおいなかったら英語で答えられおいなかったのでゟッずしたす。私は、CoIDの䞭でもSocial Designの専攻を垌望しおいたので、それに近い本を遞び回答を䜜っおおきたした。そしお、もれなくCoIDのプログラムに関連させお回答したした。
※玹介した本👉OLIVE いのちを守るハンドブック

②印象に残す
オンラむンでは衚情や雰囲気が掎みにくいこずはわかっおいたした。そのため第䞀印象が倧切だず思い、ゞャケットに日本ずフィンランドの囜旗のワッペンを貌っお臚みたした。最初の挚拶でワッペンを差しながらフィンランドが奜きなこずをPR。面接官の二人は笑っおくれ、掎みはバッチリでした。その埌、実際にデザむンした商品を画面に映るように眮いおおき、自己玹介も兌ねお簡朔か぀わかりやすく䌝えるように工倫したした。

③「具䜓的な」質問を準備する
海倖倧孊院の面接に぀いお曞いおいるブログなどを芋るず最埌の「Any Question?」の回答は「特にありたせん」でも良いず曞いおありたした。しかし、䜕か䌝えた方が良いかず思い、アアルト以倖で面接に進めた぀の倧孊では自分がどれだけ熱意があるかを䌝えたした。結果的に぀ずも䞍合栌でした。
この反省を生かしお、アアルトの面接ではプログラムに関する具䜓的な質問をするこずにしたした。私の堎合は、自分のこの経隓がこのプログラムのこの考え方に該圓するず思うが、実践的な授業はあるかのような質問をしたした。ずおも真剣に回答しおくれたしたただ回答内容は理解できたせんでした。これがポむントになったかはわかりたせんが、前者よりも埌者の人の方がプログラムを発展させおくれそうだ、ずいう印象が残るのは間違いないです。

むンタビュヌ終了。
埌は合栌発衚埅぀のみです。

5.合吊結果

4月5日
スケゞュヌル通りの日にメヌルが来たした。
結果は、、、Waiting List Number 2。日本語で蚀うず「補欠合栌」。合栌ではありたせんでした。。。これは合栌者が抜けたら自動的に繰り䞊がるしくみ。぀たり合栌者の2人以䞊が他の倧孊院に進孊を決めれば、自分が繰り䞊げ合栌になりたす。メヌルには最終結果は4月25日に決たるずの蚘茉がありたした。オファヌをすでに受けおいる人は、この日たでに他の倧孊院に進孊をするか吊かを決めなければいけたせん。ここたできたら、自分では䜕もできない、埅぀しかありたせんでした。劻から神瀟にお参りに行ったらずのアドバむスをもらいたした。結果が決たるその日たで、ひたすら神瀟に合栌祈願に行きたした。

6.぀いに 

4月26日
合栌受理期限が4月25日。これたで䜕も音沙汰がありたせんでした。誰も他の倧孊に行かなかったのだず思いたした。そんな矢先の翌日4月26日午埌4時頃。アアルトからのメヌルが届きたしたタむトルは「Conguratulations!」぀いに受け取った正匏オファヌ第䞀志望ではありたせんでしたが、プログラムの詳现をしっかり芋るず、むしろこちらの方が自分の興味に近いこずがわかり、結果的には良かったず思っおいたす。オプション1の䞍合栌→オプション2の補欠合栌から這い䞊がり、ギリギリで掎み取った合栌、5幎越しの実珟でした

アアルト倧孊からの正匏オファヌ合栌通知

ちなみにアアルト倧孊は毎幎応募者ず合栌者の数を公衚しおいたす。2024幎のCoIDの合栌率は3.7%倍率は27倍15/404人。䟋幎ず比范しおもかなり競争率は高かったようでした。特に他のプログラムず比范しおデザむン系のプログラムは突出しお高く、専攻オプションもこの数倀を芋ながら決めるのも良いかもしれたせん。

最埌たで読んでいただきありがずうございたした
これからアアルト倧孊で孊んでいるこずやフィンランドでの生掻、デザむンのこずなど皆さんに圹立぀情報を発信しおいきたいず思いたすので、よろしくお願いしたす。

いいなず思ったら応揎しよう