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【未経験でビジネス職からUIUXデザイナーへの転職】成功確率を上げるために大事なこと3選

この記事ではビジネス職からUIUXデザイナーへの転職を考えている人向けに自分なりの経験談を共有したいと思います。
特に自社プロダクト開発をしている企業で働いているビジネス職を対象にしています。

※ビジネス職とは主に新規事業開発、営業、企画、マーケティング、プロダクト運営、カスタマーサクセスを指します。

まず簡単に私の経歴を紹介します。

現職
2024年11月~:Sun Asteriskという制作会社でUIUXデザインを担当
前職:
2021年6月~2024年9月:Gaudiyというweb3のスタートアップで、エンタメIPのファンコミュニティの企画立案、ディレクションなどを担当
バックグランド:
大学では商学を専攻、財務経理からコミュニティ企画運営を経て前職(一直線のキャリアを歩んきていない人です..)

実案件を自分のポートフォリオにアウトプットしよう

現職での実務経験を120%活用して、少しでも「実は実務経験あるよ」をPRしましょう!
なぜならUIUXはビジュアル表現のためのデザインというより、価値提供のためのデザインなので、ユーザーに近いポジションに立っている人にもチャンスがあります。

実案件を実践する方法は3つあります。
ユーザーリサーチやサービス体験設計に携われる環境にある場合は、ユーザーニーズをどのように深堀して、それをチームと連携して、アウトプットを出したか、実務で出てきた事例を意識的に整理して、それをポートフォリオにアウトプットします。

意見は言えるけど、プロダクト側のプロジェクトに直接参加できない状況がほとんどだと思うので、その場合はプロダクトの改善点を一つ見つけて、自分なりに分析して、UIまで落とし込むプロセスををポートフォリオに載せるのもとても良いと思います。

外部のプロジェクトを見つけて、デザイナーを名乗って、実践の機会を手に入れるのも良いと思います。
私の場合、以下の案件をポートフォリオに載せました。

本業での企画の事例

社外プロジェクト2件


私のポートフォリオ


またこちらのインタビュー動画を見れば、どのように手を挙げて、自社プロダクトの改善に参加して、その経験ををポートフォリオに載せたか感覚が掴めるはずです。


情報設計のプロセスを見せよう!

ポートフォリオでは「UIパタンを検討して、壊して、検討する」というプロセスをちゃんと見せよう!
なぜなら採用側はロジカルにデザインできるか、それを言語化できるかというのを一番見ているからです。
実務では1回でUIをFIXすることはまずないので、どのような失敗をして、どのように修正したかを見せることによって、実務でも働けそうだなとイメージを持ってもらう必要があります。

ポートフォリオの構成やどのようなスキルセットをポートフォリオで載せる必要があるかはぜひUIUXが学べるコミュニティBONOのこちらの記事を参考にしてみてください。
私の場合は自習制作のケースをメンターの方にフィードバックいただいて、ブラッシュアップしていました。


情報設計の実践方法はこちらの記事を参考にしてみてください。


daily UIについて補足です。 dailyUIはやっても良いですが、優先度低いです。ユースケースから一連のフローが描けるUIを優先しましょう。
UIの良し悪しはビジュアルの部分もありますが、本質はユースケースに沿ったUIが描けるかどうからです。

ドメイン知識やクライアントワークの経験をPRしよう!

私は転職の軸を定めた上で、ドメイン知識が活かせる事業会社とクライアントワークが評価される制作会社を中心に応募しました。
実際wantedlyでは複数の会社からスカウトをいただきました。どういったところが評価されたかというと、

  • 上流から定量定性リサーチができそう

  • エンタメ分野、プロダクトマーケティング、コミュニティ運営の知見

  • クライアントと提案交渉ができそう

面接の準備はfigjamを用意して、まず自分が思い浮かぶ特に頑張ったエピソードを書いていく、このエピソードからUIUXデザイナーにおいて大切な資質と結びつけてみました。
そのエピソードを暗記したりする必要は全く必要ないです。「食材」として分解して用意しておいて、その側面から聞かれたら、じゃあこの内容で答えると脳内シミレーションしておきます。
例:ユーザーリサーチ、ステークホルダーとのコミュニケーション、抽象から具体に持っていける推進力etc

補足として以下のフェーズにいる会社は経験上いくら潜在力があっても基本入れないかなと思います。採用されるかどうかは9割タイミングなので、気楽に応募してみるのが良いと思います。

  • シニアデザイナー(マネジメント経験)を求めている会社

  • 教育環境を用意できないと判断した会社

こちらのnoteで引き続きUIUXデザイナーとしての学習記録をしていきたいと思いますので、よかったらぜひ「いいね」や「フォロー」をお願いします🙌

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