影【自分の過去から今へ】

題:観来【みらい】

感情が涌き出るのを押さえ付け
何もかもを受け入れた過去

自分が居る実感は人との繋がりだけ
何もかも深淵の縁に繋がれた絶望

自分を大きく魅せるしかない葛藤
振り回されるばかりの人生に見えてた

自分がいない意識の中に流れる時間
依存の連鎖の中で意識が薄れる

虚ろいの意識に浸り虚無感に黄昏
中身の無い自分に苛立ち

アクションの無い自分へ１人強がりしてた
実在する憧れがドラマや映画だった

漫画のHEROに憧れ
完全に中二病の時代を過ごした

感謝されることに感謝して
人のことばかり気にしてたあの頃

逃げてたんだ　誰もいない意識の世界に
逃げてたんだ　自分を見つめずに

格好つけてたんだ　優しさしかなかった
格好つけてたんだ　惨めな優しさを振りかざして

見つけたんだ　変われるチャンスを
見つけたんだ　自分の目的を

自分の成長をコンサルする考え
目的を意識してシンプルにまとる

見方が変わるまでの５年
辛くて這いつくばったあの日々

意識をしっかりと持ち続けた
冷静に言い聞かせた自分へ

自分は自分　他人は他人
区別が付かない病的な意識に　さよなら

さよなら裸の王様
さよなら裸のHERO
さよならあの時の自分

ありがとう生きている自分
ありがとう暗闇から抜け出した自分

日の陽(ひかり)　外の空気　自然の景色
自分が生きてる　自分が生きてる
格好付けずに　自分が生きてる

観てる世界観は現実よりも楽しく惑わせる
見た物や感じたことは案外素敵だ