フリースキー / グラブの導入
今回のレッスン5では、空中で板をつかむトリック「グラブ」の導入を練習していきましょう。
◆グラブってどんな技?
グラブとは、キッカーを飛び出して空中で板を掴むトリックで、脚を引き付ける形や、掴む場所によって〇〇グラブというように名称が変わるため、その種類は多岐にわたります。一般的に初心者が挑戦しやすいグラブは、空中で膝を曲げて板の横を掴む「セーフティーグラブ」、板を×の形にクロスさせて板の前部分を掴む「ミュートグラブ」、板を×の形にクロスさせて板の後ろ部分を掴む「テールグラブ」などがあります。
◆グラブを練習するための目安
ストレートジャンプを安定して飛べるようになれば、グラブは比較的挑戦しやすいトリックで、ストレートジャンプの練習量に比べて労力をかけずに習得することも可能です。グラブを練習するタイミングとしては、ストレートジャンプを10本飛んで7本~8本を安定して飛べているようであれば上達が早いでしょう。
◆まずはタックから練習を始めよう
ストレートジャンプが安定してきたら、まずは「タック」というトリックを練習することをお勧めします。タックとは空中で膝を曲げて、空中でしゃがんでいるように小さくなる動作です。何事も新しいことをするときには恐怖心がついて回ります。いきなりグラブを練習するのは怖くて躊躇してしまうので、段階的に練習を行って恐怖心と上手く付き合いながら練習をしていきましょう。
それでは今回も陸トレから始めていきいましょう。