フリースキーをする上で回避するべきリスクとは?〜その2〜
さて、前回はトリック習得に伴うリスクという内容で記事を執筆しました。
僕がフリースキーをやってきて感じた主なリスクは以下の4つでした。
1.トリック習得に伴うリスク
2.環境適応できずに発生するリスク
3.フォーマットや運営に伴うリスク
4.競技レベルの向上に伴うリスク
今回は2の「環境適応できずに発生するリスク」についてです。
環境適応できずに発生するリスク
これは、自分の慣れているトリックをしている時でも十分に起こりえるリスクです。
ジブアイテムの種類や、キッカーの形に対応できずに怪我をしてしまう、など色々と考えられますが、一番多い怪我はスピードに起因する怪我だと思います。
例えばオーバースピードでキッカーに進入して飛びすぎたり、逆にスピードが足りずにショートしてナックル(テーブル)に落ちて怪我をすることが挙げられます。
というかこれがめちゃめちゃ多いです。
オフトレでは基本的にスピードは気にしないで技の練習をするのですが、実際の雪上ではこのスピード感覚がすごく大切です。
どんなに上手い選手でもこのスピードチェックに関してはかなり神経をつかいます。
簡単に出来ることがあります。
それは既にジャンプ台を飛んでいる人や、ジブなどのアイテムに乗っている人を見ることが大切です。
僕が見ているのは、主にこんなこと。
何回スピードチェックしているのか?
どのくらいの弧で飛んでいるのか?
ジブであれば、錆びて滑らない状態ではないか?
などです。
ワンヒットのジャンプなら自分でスタートの目印を見つけておくのも良い方法だと思います。
それから、実際にその場でジャンプを飛んでいる人・ジブを擦っている人に直接聞いてみるのも大切です。
これは普通に世界大会でも、選手でお互いに聞きあっています。
そして一回ジャンプを飛んだら、そのスピード感覚を維持しておくのも大切ですね。
感覚が分からないなら、スピードチェックした回数を自分でカウントしてみるのもいいと思います。
兎に角、スピードコントロールは怪我をしないためにもとっても大切です。
「なんかこのアイテム怖い。」とか「なぜか上手く技が出来ない。」という時はスピードが原因という時も結構あります。
スピードコントロールをしっかりと行い、怪我を減らしていきましょう!
オンラインスクールでは、安全にキッカーに入るためのポジションや、スピードが早かった時の対処法もお伝えしています。
さて、次回は
3.フォーマットや運営に伴うリスク
4.競技レベルの向上に伴うリスク
について書いてみます。
ではではー。
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