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ほろ苦い恋の思い出の小説となりました。
『アルジャーノンに花束を』懐かしい。中学校の国語の授業を思い出しました。
2005年5月、茉莉との出会いは当時流行っていたmixiに届いた1通のメッセージだった。
『アルジャーノンに花束を』は作家ダニエル・キイスによって書かれた小説で、知的障がいを持つ青年チャーリーと脳手術を受けて天才的な知能を得た白ネズミのアルジャーノンとの交流を描いた物語。
頭がよくなりたいと願うチャーリーは脳手術を受けて天才となるが、チャーリーは急成長した知能と自分の感情とのバランスに苦しみ孤独感を感じる。また、彼が世話をしたアルジャーノンに異変が起こり、自分の身に起こる未来を知ったチャーリーは自分の意志で障がい者収容施設に向かう。
当時のぼくがどんな内容の日記を書いていたのか、まったく思い出せない。
ただ、メッセージが来たことに凄く驚いたのとSNSで共感してくれる人がいるんだという事が嬉しかったことを憶えている。
『メッセージありがとうございます。 共感してもらえて嬉しいです。』
ぼくは率直な気持ちを伝えた。
その日からぼくと茉莉とのメッセージのやり取りは始まった。
それから半年後、ぼくは茉莉に会いに行った。
ぼくにとって『アルジャーノンに花束を』は、ほろ苦い恋の思い出の小説となりました。