反抗期が嬉しい
我が家の６年生の息子が、最近機嫌が悪いのです。
ちょっとした矛盾に気づくと(それが自分の思い込みでも)、相手を攻撃して、頑として自分の主張を曲げない。
そして、基本的にイライラしていて、話しかけても無視。それでも話しかけると「ぅるっせー！」と、あっちに行ってしまう。
これは、あれですよね。
噂の、反抗期というやつですよね！？
きたー！きたよ！我が家にも！！！
まだ面と向かっては言われていないものの、陰で「クソババア」と言われていたのは聞きました。
うわー、ほんとに言うんだ！クソババア！
なんだかいちいち感動してしまいます。
というのも、
私は反抗期を「とてもよいもの」として捉えていて、来るのを楽しみにしていました。
反抗って、相手を信頼して、甘えているからこそできるものだと思うのです。
自分の気持ちがわかってきて、周りの気持ちも見えてきて、世の中の決まりや仕組みも、少しずつ覚えてきたなかで、なんだか言葉にならないモヤモヤを抱えて、気持ち悪い。
その気持ち悪さをぶつける相手として、親を選んでくれている。
ぶつけても親が倒れないと思っているから、安心してぶつけられるのです。
これが「こんなことを言ったら傷つくかな」とか「こんなことを言ったら負担になるかな」と思っていたら言えません。
「イライラをぶつけても、暴言を吐いても、傷つかないし、大丈夫だ」と、めちゃくちゃ信頼されて、めちゃくちゃ甘えられているということです。
なので、
息子がいらついてキレるたびに「なんてかわいいんだー！」と、悶えてしまいます。
変な親かな。
まだ、反抗期に片足突っ込んだ程度なので、時々甘えてくるのも、めちゃくちゃかわいいです。
これが反抗期真っ只中になったら、かわいいとか言っていられなくなるのかしら。
とりあえず今は、新たな萌えポイントを発見して楽しんでいます。
なんて、
今でこそ、こんな風に息子がかわいくてかわいくて、反抗期を楽しめているわけですが、つい５年前、１年生の頃までは、数年間息子をかわいいと思えなくて、悩んでいました。
子供をかわいいと思えない親なんて最低だ、なんて自分は冷たい人間なんだと思っていました。
いつかまた、生まれたときに感じていたように、かわいいと思える日がくるのだろうかと思っていました。
あのときの自分に伝えてあげたい。
めちゃくちゃかわいいと思えるようになるよって。
今日も、私が作った晩御飯を全無視して「食べるものがない」と言って、冷蔵庫を漁ったあと「カップラーメン作って」と言うので、断ったらキレました。そして自分で作っていた。かわいい。
これから、どんな感じで、いつまで続くのか楽しみです。
反抗期の先輩ママさん、ぜひいろいろ教えてくださいませ。
無条件の愛と祝福をこめて
それでは今日もごきげんな１日を
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