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自分と向き合うのがこわい

先日Facebookにこんな投稿をしました。


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そしたらそこに

「向き合う勇気が必要ですね」

というコメントをいただきました。


それを見て「あぁ、そう思う方はたくさんいるのかもしれない」と思ったので、そんな

「自分と向き合うことが怖い」
「自分と向き合うには勇気がいる」

と思っている方に向けて、今日は私の思うことを書いてみたいと思います。

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まず、自分と向き合うことに、勇気はいらないです。

私は「自分と向き合うこと」は「自分を観察すること」だと考えています。

ただの観察。

たとえば、アリの行列を観察したり、アサガオの観察をするときに、勇気は必要ありません。怖くもありません。

それと同じで、必要なのは、
 
何が起こっているんだろう?
どうしてそうなるんだろう?

といった純粋な「興味」です。

なぜこのアリは、あっちへ向かっているんだろう?

なぜアサガオの葉っぱは、互い違いに生えてくるんだろう?

そう、興味を持って観察する。

すると、

あぁ!あそこに巣があったのか!だからあっちに向かっていたのか!

なるほど!互い違いに生えることで、日光に当たりやすくしているんだ!

といった、そうなっている理由がわかってきます。

そんな風に、自分自身に興味を持って観察する。

自分の行動や言葉、感覚を観察して、記録して、その記録から、自分がなぜその行動、言葉、感覚になったのかを想像します。


毎日の自分の行動、言葉、感覚は、そのときそのとき無意識で出るものです。

だから、その記録には、自分が無意識で何を思っているかがあらわれています。

自分が本当に願っていること、大切にしたいこと、注目していることなどがわかる。

頭では「どうして自分は同じパターンを繰り返してしまうんだろう?理由がわからない」と思っていても、

無意識を探っていくと、その理由は、はっきりわかるものなのです。

あぁ、ここまで書いてみて気づきました。

自分と向き合う怖さはここにあるのですね。

「自分の無意識を知ることが怖い」

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自分の無意識は、頭で考えていることと、違ったりします。

「無意識ではそんなことを考えていたのかー!だったらこうなるのも当たり前だよ!全部自分が招いた結果か!」

と、びっくりすることも多々あります。

現実が、嫌なものであればあるほど、それを自分が創り出したと思いたくないので、人のせいにしておきたい。

でも、無意識を知ると、全部自分が創り出したとわかってしまうのです。

そうなると、びっくりどころじゃなく、絶望します。なかなかのショックです。笑

その絶望感を味わうのは、たしかに怖い。

それを察知しているから「自分と向き合うことが怖い」のでしょうね。

でも、ここで考えてみてほしいのです。

嫌な現実が、人のせいだとしたら、その人が変わらない限り、嫌な現実は変わりません。

それって、お天気が変わることを祈っているようなもので。

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嫌な現実が、雨のせいなら、晴れるまでは、嫌な現実が変わらない。

自分の気分は、お天気次第ということになります。

「いつでもいい気分でいたいのに、お天気のせいで!」

と文句を言っても、お天気は自分でコントロールできません。

お天気と同じように、周りの人の行動も、自分ではコントロールできないものです。

だから、いつまでたっても、どう動くかわからない他人に自分が振り回されてしまう。

でも「自分の気分はお天気次第だ」と、決めているのは自分なのです。

それは「自分には現実を変える力はない」と、自分で認めてしまっていることでもあります。

結局、目の前の現実は、自分が決めた結果なのです。


だったら、この現実は自分が決めた結果なのだと、認めてしまえばいい。

自分で決めたことなら、自分で変えられます。

たとえ「全部自分が招いたことだったのか!」と絶望感を感じても、そこに気づいたなら、変えていけばいいだけなのです。

自分で自分の気分をコントロールできる未来の方が、ずっと魅力的でしょう?

晴れでも雨でもいい気分でいられたなら、そんな自分の方が、私は心地よいと思っています。

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それにね、自分自身に興味を持って観察していくことは、とってもおもしろいことなのです。

先日、ごきげん部では「笑いのワーク」をしていたのですが、その中で、職場のトイレの蓋に注目した部員ちゃんがいて。

「蓋をしめてくださいと貼り紙がしてあるのに、いつも開いてるのがおもしろい」

と気づいたのがきっかけで、

そこから毎日、トイレの蓋を観察したのです。

「今日も開いてた!」
「今日はしまっていた!」
「開けているのは誰だろう?」
「もしや貼り紙をした本人か!?」

もう、部員みんな、毎日トイレの蓋でドキドキしたり、びっくりしたり、爆笑でした。トイレの蓋でこんなに笑えるなんて、私も初めて知りました。笑

そう、観察って、おもしろいのです。

それが自分自身なら、なおさらおもしろい。


でね、そうやって自分で自分をおもしろがっていると、周りの人も、自分をおもしろがってくれるようになります。

全く自分とは関係ない、遠くの職場のトイレの蓋が、私たちを爆笑させたように、

誰かがおもしろがっているものって「そんなにおもしろいのかな?」と、気になったりするものです。

それが、自分自身に起こってくる。

逆に言うと、自分でも興味の持てない自分自身を、人が興味を持ってくれるわけがないのです。

自分への無関心は、そのまま周りから自分への無関心につながります。

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だから、自分と向き合うことは、勇気もいらないし、怖くもありません。

いや、怖いかもしれないけれど、その怖さをちょっと我慢してやってみる価値はあります。

嫌な人がいるなら、その人について自分がした行動、話した言葉、何を感じたかを記録してみてください。

そして、一定期間(最低でも1ヶ月以上あるといいと思います)のデータが集まったら、振り返って検証します。

きっと何かしらの共通点が見えてくるはずです。


自分と向き合うこと、やってみようかなと、思ってもらえたなら嬉しいです。

1人で向き合うことが難しいなら、一緒に向き合ってくれる方はたくさんいます。

もちろん私もその1人です。

いつでもセッションでお待ちしています。


私が主宰のごきげん部でも、ワークを通して、日々自分を観察することをしています。

毎日コツコツ記録することで、自然と自分の無意識がわかってきて、

「だからこうなっていたんだ!」

と気づいては、意識を変えていくので、どんどん自分が変化していきます。

シンプルだけど、本当にすごいワークです。

次期ごきげん部新入部員の募集は、12月1日から3日間です。



無条件の愛と祝福をこめて
それでは今日もごきげんな1日を



【今日のありがとうのワーク】

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