生理学 神経の基本
こんにちは😃 生理学も予告通り神経に進みます。
なんでもそうですが、神経は特に復習しないとサッパリ忘れます。
人(患者さん)に説明できるレベルまで持っていくのも
当てずっぽうではなく理屈で選択肢の問題を解くのも簡単ではありません。
ですが、普段は目に見えない神経という機能、構造が
あらゆる事象を「人間らしく」しているのは事実です。
体を動かすのも、何かを体感するのも、情報の伝達係はいつだって神経なのです。
難しいですが、勉強する価値のある範囲です
一緒に頑張っていきましょう◎
神経組織の構造と働き
⭐️神経の範囲では似たような単語が沢山出てきます。
この回で、頻出ワードは覚えてしまいましょう🤗
神経細胞=ニューロン
・神経細胞体
・樹状突起
・軸索
の3つからなる神経のもと です。
ニューロンは胎児の間に盛んに分裂増殖し生後早めに分裂をやめます。
⭐️脳の海馬のニューロンは記憶を司る部分なので増殖を続けます。
⭐️軸索は、細胞体から移動してきたミトコンドリアがいるので
細胞体からは独立したエネルギー代謝をしています。
つまりは、、
細胞体→エネルギー代謝してる◎
軸索→こちらもエネルギー代謝してる◎
ということです。
支持細胞
ニューロンが正常に機能するように支持、保護している細胞です。
中枢神経系と末梢神経系により細胞が異なります。
①中枢神経系の
グリア細胞(神経膠細胞)…神経細胞の栄養、髄鞘の形成をする。
②末梢神経系のシュワン細胞
*ミエリン(髄鞘)
タンパク質と脂質の混合物でできています。
・上記の支持細胞たちの細胞膜が軸索に何重にも巻き付いたもの
・電気抵抗に強く、軸索を絶縁する(イオン透過性もほとんどない)
=髄鞘は電流が流れにくい
・一定間隔ごとにランビエの絞輪という切れ目がある
有髄繊維、無髄繊維
⭐️髄鞘で軸索を囲まれ、その周りに支持細胞がある繊維を有髄繊維、
支持細胞にのみ囲まれ、髄鞘を持たない繊維を無髄繊維といいます。
⭐️有髄繊維は髄鞘と髄鞘の間にランビエの絞輪を持ちます
⭐️無髄繊維は1つのシュワン細胞が数本の軸索を包んでいます
出典: 病気がみえる 脳・神経 MEDICA MEDIA
神経の基本の基本ですが、この辺りのお約束、キーワードが
ごちゃごちゃになっていくことは結構あります。
是非皆さん、確認してみてください😊
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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