VincentFichotさん離婚訴訟判決記者会見
令和4年7月7日(木)東京家庭裁判所で子ども2人を連れて別居をした日本人の妻が、フランス人の夫(VincentFichotさん)に離婚などを求めた訴訟で、東京家裁は7日離婚を認めて、子ども二人の親権者を妻とする判決をしました。
過去のVincentさんの記事は以下になります。
以下は東京高等裁判所 司法記者クラブでの会見の動画となります。会場には国内外のメディアが多数訪れていました。
この離婚訴訟についは多くのメディアが取り上げています。
TBS NEWS DIG
Yahoo!ニュース
産経新聞
デイリー新潮
日本経済新聞
読売新聞
SAKISIRU
レ・ゼコー(Les Echos)フランスの経済紙
パリ・マッチ(Paris Match)フランスの写真週刊誌
フィガロ(Le Figaro )フランスの日刊紙
RTL (仏大手ラジオ情報チャンネル)
ひろゆきさんのYoutubeチャンネル
Vincentさんは子どもを連れ去られたと訴えて、パリの裁判所は2021年10月に逮捕状を発付し、奥さんは国際指名手配を受けています。この状況で家庭裁判所の判決は“妻の監護状況に問題はなく「不適格ではない」”と結論づけました。また、夫から暴力を受けたとする妻側の主張に対しては「事実と認められる証拠はない」と指摘して退けています。連れ去りではなく暴力があったから避難したと言う体で主張をしていた件について退け、パリの裁判所では拉致誘拐・児童虐待(親子断絶)として逮捕状が出ていて、監護状況に問題が無いからと親権者を妻に決める判決を出した日本の司法制度に心の底からガッカリしました。
法定で判決が言い渡された時のVincentさんの何とも言えない表情と、一緒に傍聴していた友人や支援者たちの辛く悔しい怒りを滲ませた表情を忘れる事は無いでしょう。そして自身も同様の表情をしていたのだろうなとも。日本のこのおかしな司法制度によって、子ども思いで優しい父親が子どもと引き離されている事、子ども達がこんなに素敵な父親を奪われている事に憤りを感じますし、この事実を知り、当事者となった者として、子ども達の父親として、最後まで諦めずに、この問題に向き合いたいと考えます。