当事者の声を社会に届ける
2021年02月10日(水)親が離婚したあとの子どもの養育をめぐる課題の解消に向けて、上川法務大臣が、法制審議会に対し関連する制度の見直しを諮問した事は私達当事者にとって大きな第一歩となったと感じています。しかしあくまでも、第一歩だと考えています。今まで同様一般の方々への周知や議員さんへの陳情は必要です。
今、一般の方々への周知と言うのは色々な形があると思います。街宣やビラ配りは凄く直接的なアプローチです。当事者同士の繋がりを深める事も出来る素晴らしい行動だとも思います。僕は昨年11月から毎週末イベントの開催参加が街宣を行うと言う事を実践していました。しかし普段仕事をしている僕達は週末の休みの日しか出来ないんですよね。そうなると、普段の生活の中で、隙間の時間を有効活用して出来る事を考えた時に、SNSを如何に効果的に活用するかと言う事が大切となります。
僕が活動で使用しているSNSは以下になります
Youtube(個人)
Youtube(オレンジ🍊)
TikTok
他にこのnote。Instagram、はてなブックマーク、facebookを使用していますが、こちらは必要最低限の使い方となっています。
あとは最近始めたClubhouseは未だ手探りですが、色々な方と気軽に繋がれる可能性があって面白いですね。音声を使うものも増えているので、Clubhouse以外も試してみたいなと考えています。
今日は新たにまた記事が掲載されたのでnoteに残しておきます。
アゴラ 牧野 佐千子さん
AERA 上條まゆみさん
アゴラの牧野さんの記事には僕が撮影した写真が使用されています。とても嬉しいですね。内容も法制審議会諮問から、我々の法務省前のアクション、昨年の欧州議会からの非難決議、国賠まで触れていて、初めてこの記事を見た方でも今の日本の離婚後の子の養育についての法律の異常さを理解しやすい構成になっていると感じました。
またAERAの上條さんの記事は「子の連れ去り」の問題について夫編、妻編で記事にしてくれている事が非常に読み応えがありました。僕としては妻編を読むのは凄く勇気がいるのですが、とても参考になる部分もあり、勉強になりました。
こういった記事が掲載されて周知に繋がる事も有難いですよね、メディアの方や記者さんとの繋がりを作っていく事、継続していく事も凄く大切な事だと感じます。
先日の法務省前のイベントで知り合った方がnoteを始めてくれました。これとても嬉しかったので紹介させていただきます。
お二人とも素敵な女性で、素敵なお母さんでした。彼女たちが突然自分のお子さんに会えなくなる、あんな素敵なお母さんに子どもが突然会えなくなる。そんな事が簡単に起きてしまうのが、今の日本の離婚後の単独親権制度の問題です。しかし6件も国賠が起こり、国連子どもの権利委員会から勧告を受け、欧州議会で圧倒的票数で非難決議をされても日本ではまだまだ、この問題が知られてはいません。だからこそ、こうやって自信の体験を記録して周知する事は大切な事だと感じます。
記事に残しておく事で議員さんに陳情に行く際に、自身の体験が頭の中で整理されていて説明がしやすいと言う利点もありますし、場合によってはnoteを直接見ていただく事も可能です。実際僕のnoteは最近色々な議員さんが見てくれています。
ストック型SNSを上手く活用する事で周知は大きく広がると思います。親として当事者として、この不条理な社会を変えるために、子どもたちが成長した時に今の法制度を残しておかないために出来る時に出来る事に取り組んでいきたいと思います。