アベプラ 子に会えない親たちの後悔と葛藤とは?約束した面会交流が実現しないワケ~vol.4
2021年1月12日22時からアベプラで面会交流について放送がありました。先ずは前半部分を文字起こししました。
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平石アナ「さぁ面会交流について話を進めていますけども。あのそれが上手くいかない理由の一つとしてまぁDVもあると。本当にあるんであれば、これは面会交流すべきではないと言うことがあると思うんですけれども、武田さんどう言う風にこの辺は」
武田さん「正にあのDV、児童虐待これあってはならない事。しかしながら残念ながらDVもありますし、児童虐待世の中ございます。私どもの基本的な考えは安全が担保されない面会交流はこれはあり得ないと言う風に思っております。でまぁそんな中で今日、元家庭裁判所の調査官の伊藤さんが率直な事を仰っていただいて、家庭裁判所は丁寧に見ませんと。DVがあったか無かったか見ませんと言うご発言をいただいたと思っています。あの正直事実認定はありません。殴った蹴ったこれは地方裁判所で保護命令とか接近禁止命令とか、きちんと双方の申し出を受けてあった、無かったっていう決める手続きはありますけれども家庭裁判所ではありません。特に精神的DVでは、今ルールも何もないんです。精神的DVいけない事だと思いますよ。でもお子さんに会う事を制限されるような精神的DVって一体なんなんだ。我が国はおの定義がありません。あと併せてそれを認定する制度もありません。なのでこの、あったか無かったかって言う、あなたは私の事を罵ったとか家庭裁判所の中で夫婦喧嘩の延長になる。ここも正にちゃんとガイドラインを作って事実認定をすべきと。まぁこんな風に考えています。」
平石アナ「徳井さん、ここまでいかがですか」
徳井さん「色んなパターンがあるんで何とも言えないですけど、その僕なんかが思うのは3歳の子、さっきお父さんが楽しかったから泣いちゃうじゃないですか。俺だったら会わないかなと思うんですよ。その3歳の、さっき先生は思春期の方が大変って言ってたけど、僕小さい子の方が気持ちがブレちゃうと思うんですよね。パパとママ別々にしか会えなくて何で一緒に居てkれないのって言っても両親は一緒になれないじゃないですか。それ説明できないまま、たまにパパに会うので泣いちゃうんだったら、それ奥さんに新しい旦那さんが出来るか彼氏が出来るか、自分が幸せになって欲しいなって思ったまんま大人になるまで待つか、思春期になって実はこの時こうだったんだよって教えてあげるって言う手もあるから。まぁ何とも言えないですよ。本当みんな色々違うから、事情が」
小藪さん「本当普通に喧嘩したパターンならええけど、パッと連れさられたりとか言う場合だとまたあれやし。」
徳井さん「そうですね、それは可哀そうですけどね。」
小藪さん「パッと連れ去られるのはホンマ地獄やで」
徳井さん「それは誘拐ですからね」
小藪さん「イントロ無しでいきなりサビやからさ」
平石アナ「この交流のしおりなんですけれども、裏にですねこう言う事が書いてあるんですね。面会交流は子どもの成長のために行うものです。子どもにとってはどちらも大事な親なのですと。まぁ徳井さん仰ったように板挟みになる子どもの目線で見ないと、本当に親が自分で自己満足のためにやる事じゃないよっていうね。改めておさえておかないといけないのかなと思いますね。武田さんと伊藤さんにここまでお話を伺いました。どうも有難うございました。」
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全体的に凄く良い作りになっているなと感じました。平石アナは今までこの手の番組を見てきた中で一番理解があるなと感じました。小藪さんも理解が素晴らしいですね。徳井さんは残念な気がしましたが、一般的にこういう意見を聞く事はありますし、こういった方々に実情と子どもの心情を本当の意味でしっていただく事も大切なのかと感じました。
先ずは40分近く放送していただけた事が有難いですね。関係者の皆様ありがとうございました。