コロナウィルスの感染拡大を受け、離れた親子の「面会交流」にも影響
先週自身の面会交流が新型コロナウィルスを理由に中止になった事をnoteに書きましたが、新型コロナウィルスで離れた親子が会えなくなっている状況が産経新聞とNHKで報道されました。
先週のnote記事はこちら
NHK NEWS WEB
産経新聞
NHKの放送(NHKニュース7、8:45からのニュース、ラジオで放送)
アナウンサー
感染拡大の影響は離婚などで離れて暮らす親子を繋ぐ面会交流にも及んでいる事がわかりました。当事者団体の調査で7割以上が全く面会出来なくなったり、減ったりしていたと言う事で、専門家は直接会えなくてもオンラインでの面会交流を行っていくべきだと指摘しています。
千葉県に住む40代の男性です。昨年離婚し幼い娘と面会交流を続けてきましたが、元妻から新型コロナウィルスの感染拡大を理由に会わせられないとと伝えられたと言う事です。
40代男性当事者
私の子どもは2歳半になるんですけれど、やっと父親が誰であるかを覚えてくれたばかりです。子どもに会えないと言う事は本当に地獄よりも辛い事なんですね。
アナウンサー
離婚や別居で子どもと離れて暮らす親で作る団体では、感染の拡大が面会交流に影響していないかアンケート調査を行いました。
その結果、回答者160人のうち107人は感染が拡大する前の今年2月までは面会交流が行われていましたが、このうち44%が全く実施出来なくなった、32%が会う頻度や時間が減ったと答えました。
これらの人の81%はオンラインでのビデオ通話など代わりの形でも面会交流も出来ていないと言う事です。
また、このまま外出自粛が続いた場合に子どもとの断絶が進む懸念があるかを尋ねたところ、強く懸念されるか、やや懸念されると答えた人が85%にのぼりました。
面会交流の問題に詳しい専門家は…
早稲田大学 棚村政行教授
お子さんにとっても離れて暮らす親にとっても交流すること自体は非常に重要なことですので、直接会えなくてもビデオ通話とか或いはSNSとか、何らかの手段を使って様子が確認出来る、お話しが出来ると一番良いだろう
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私もテレビ電話と手紙での交流を妻代理人にお願いしていますが、1週間経っても音沙汰がありません。
こういった報道が増えて関心を持ってくれる方が増えてくれる事、片方の親に会わせない事(片親疎外)が子どもの心に大きな影響を与える事を知っていただきたいと思います。