見出し画像

ウクライナの平和、世界の平和を願う集会in渋谷

ロシアの軍事侵攻に反対するデモが世界各地で行われる中、在日ウクライナ大使館のTwitterでの呼びかけツイートを見かけて渋谷で行われた集会に参加をしてきました。

ウクライナの方、ロシアの方、台湾の方たち何名かとお話をしました。SNSや国内のニュース報道では感じる事のない悲痛な想い・願いを肌で感じました。現地でお会いした方から是非SNS等で拡散して欲しいとのお話がありましたのでnoteに残しておきます。また許可をいただいた方々の写真をアップします。

世界と日本政府に対して以下のことを求めます。
1,ロシアを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除
  Slogan:SWIFTからの排除
2,プーチン個人に対しての経済制裁
  Slogan:プーチンに制裁
3,ロシアとの外交関係停止
  Slogan:外交の停止
4,石油ガス産業の禁輸を含む、ロシアからの全輸入の停止
  Slogan:全輸入停止
5,ロシアへの多目的商品、ハイテク機器の輸出の停止
  Slogan:輸出の停止
6,ロシアの新興財とすべての政府関係者の全資産・財産凍結
  Slogan:財産の凍結
7,ロシア軍からのミサイルを迎撃するためにウクライナ空域封鎖
  Slogan:空域の封鎖
8,ロシアを国連安全保障理事会から排除することについての国連会議を開催する。

2014年まではウクライナは日本と同じく、一切戦争をしてこなかった国ですが、ウクライナ各地でロシアによる攻撃が続き、既に多くの犠牲者がでています。チェルノブイリ原子力発電所はロシア軍によって占拠され、原発施設の職員は人質にされています。この地域で戦闘が激化すれば、放射性廃棄物が流出する危険もあり、ウクライナだけではなくヨーロッパの全域が危機に晒されています。ウクライナの人々はウクライナだけではなく、ヨーロッパの安全を守るためにも命をかけています。

ロシアによるウクライナ侵略・占領は8年前からはじまっている

 2014年のクリミア占領からはじまり、ウクライナ東南部のドネツク、ルハンシクでは多くの人が戦争で亡くなり、帰る場所をなくしています。現在ウクライナ各地で戦闘が展開し、さらに犠牲者が増えています。

ウクライナは独立国家であり、自らの決定権を持つ

 ウクライナはロシアの言う通りにすべき、アメリカの言う通りにすべきと言う議論をする前に重要なのは「ウクライナが独立国家」である事です。自分の国を守るために何をすべきで、自分の国民が安心して生活できるように何をすべきかの決定権はウクライナにあります。ウクライナは単純に「自分」の国民が「自分の国の中で」平和に暮らしていけることを実現しようとしているだけです。平和以外何も望んでいません。
 日本には日本の事を決める権利があるように、同じ独立国家としてウクライナにも自分の国の事を決める権利があります。

ウクライナは何百年も前からロシアからの脅威に耐えている 

 ウクライナには長い歴史とウクライナの文化がありますが、ロシアは何百年にもわたって、ウクライナ語やウクライナ文化を禁止、第二次世界大戦前にスターリンは「ホロドモール」というジェノサイドを実行することで、ウクライナ人が独立できないように計画的に餓死をさせています。スターリン政権はウクライナ人から生きていくための最低限の食物も奪い取り、国境から逃げようとするウクライナ人は射殺し、1,000万人もの人の命を上手い増した。
 今はロシアに占拠されているクリミアには元々「クリミアタタール人」が住んでいましたが、殆どがソビエト政権によって、シベリアに強制移住させられ、多くの人の命が奪われています。ウクライナの一部の地域においてロシア系住民が多いのは、ウクライナ人やクリミアタタール人がロシア人によって大量虐殺された事が背景にあります。

ウクライナ人は一体となって戦っている

 ウクライナの国民には西も東もありません。ロシア派もEU派もありまっせん。ウクライナを西と東に分けるのは、日本全体を関西と関東の二つの軸のみで分けるのと一緒です。考え方やカルチャーなど違う要素がありつつも一つの国なんです。ウクライナにはロシア語を話す人も多いですが、殆どがウクライナ人としての認識を持ち、ロシアの一部なんかになる事を望んでいません。

日本にできること
・先ずは知ること
 意識を広めるための正しい情報発信にご協力をお願い致します。
Twitter:@Ukrinform_JP
Twitter:@UKRinJPN
・そしてウクライナをサポート
 ウクライナ軍を支援するための寄付をお願いします。

上記は現地で配布された資料を引用したものになります。

渋谷の集会は直ぐにニュースにもなりました。
NHKニュース

FNNプライムオンライン

私は子どもを持つ親として、現代を生きる一人の大人として今回の戦争にも、どの戦争にも反対をします。今の社会では声を上げなければ賛同と同意に捉えられてしまう事もあると感じています。現地で見て、聞いて、感じて、多くの事を考えました。こういった事もしっかりと自分の子どもにも伝えていきたいですし、戦争の無い平和な未来を子どもに残したいと思います。

他の方が写っている写真だけを掲載する事にも抵抗がありますので、自身の写真も載せておきます。

NoWar!
StopWar!
StopPutin!

あらゆる戦争に反対します。子どもたちに平和な未来を残したい。


いいなと思ったら応援しよう!

雷鳥風月
サポートは別居や離婚を経験した子どもの支援に活用させていただきます。宜しくお願い致します。