食べる#11 ジビエでつくるアウトドアめし① 〜ダッチオーブンでプルドイノシシ〜
以前、鹿肉研究でコンベニソンを作り、「ジビエのつくりおき」の便利さに目覚めました。
なぜジビエでつくりおき?
①解体が重なると塊肉(主に猪)がたまる
特にモモやウデなどの赤身肉が多くとれる
②市販のハム・ソーセージからシフトしたい
塩分・添加物を考慮して…
③忙しいときにメインディッシュにアレンジできる
時短メニューとしても、主婦の味方!!
これらから、今度は猪肉でできる保存食を探していたところ見つけたのが、プルドポーク!
プルドポーク(英: pulled pork、「むしった豚肉」)とは豚の肩肉に低温でじっくり火を通し、細かくほぐしてソースで和えた料理。アメリカ南部のテネシー州メンフィスやノースカロライナ州の代表的なバーベキュー(英語版)料理とされる。本来は野外で長時間燻して作るが、屋内でスロークッカーを用いて蒸し煮にするタイプもある。パンに乗せたり、単独で食べたりする。見た目は無骨だがフォークでほぐせるほど柔らかく、脂を落として肉の旨味を味わうことができる料理である。
(Wikipediaより)
「これ、イノシシでできるじゃん!」
ということで、いろんなレシピを調べて行き着いたのがこれ。
元レシピはダッチオーブンでキャンプ場で調理する設定で作られていたけど、家で作るときは圧力鍋が便利かも。(ガス代節約)
【材料】
★猪塊肉 1kg
(モモやスネなど、脂の少ない部位)
★オリーブオイル 大さじ2
★水 500ml(圧力鍋のときは200ml)
★漬け込みスパイス
・チリパウダー 大さじ1
・パプリカパウダー 大さじ1/2
・ニンニク 1片
・砂糖 大さじ1
★BBQソース
・ケチャップ 大さじ3
・ウスターソース 大さじ2
・醤油 大さじ1/2
・砂糖 大さじ1/2
【作り方】
①漬け込みスパイスに猪肉を漬け込む(事前準備)
ジップロックが便利!
キャンプ前日まで冷凍しておき、当日カチカチの状態で持って行くと良いらしい!
スパイス作ってて気付いたけど、これハリッサでまんま代用できそう。
というわけで、両方用意。
すぐ調理するときは前日に漬け込んで冷蔵庫。
先のキャンプで使うなどのときはしばらく置いてから冷凍庫へ入れ、当日このままクーラーボックスに入れていくとよさそう。
②ダッチオーブン(鍋)にオリーブオイルを引き、猪肉の表面に焼き目を付ける(当日調理)
(カッコつけてローズマリー乗っけてますが、なくてもOK。あったらいいにおい)
③BBQソースと水を加えて煮込む
外でやるときは、BBQソースは家調合して瓶に入れて持参すると良い!
〇ダッチオーブンの場合
蓋をして1時間〜1時間半煮込んだのち、ソースが凝縮されたら、火から下ろして30分放置。
(焦げ付き防止のため、途中水がなくなりそうなら加えながら)
〇圧力鍋の場合
30分加圧し、圧が下がるまで放置。
その後フタを取ってソースが凝縮するまで煮詰める。
④フォークなどで肉を細かく裂いたら出来上がり〜
ダッチオーブンでやったとき、最初加熱時間が足りなくて、肉がほぐれなかった。
細かく切ったけど、これはこれで美味しかった!
(加熱時間増やしたらほぐれました)
アレンジいろいろできそう〜♪
キャンプでは、到着後すぐにプルドイノシシを作り始め、夜に完成
↓
お酒のおつまみに
↓
朝はホットサンドやハンバーガーの具に
という形で、いろいろ楽しめる♪
…とのこと。
わたしの次なる目標は、キャンプ場でこれをやること!笑
(まだ家でしかやってない)
家で保存食作るには圧力鍋が楽だけど、みんなでワイワイとアウトドアめし作るの楽しそうだな〜
何より、イノシシやシカが生まれ育った自然環境の中でジビエを美味しくいただくことに意味があるように思う。
自然の営みとか、命の循環とか、いろんなことを考えながら噛み締めていただくお肉。
いつもとは違う一食になりました。
アウトドア初心者だけど、
ジビエ×アウトドアめし
の研究を重ねていこうと思います!
アウトドアに詳しい方、いろいろ教えてください。
※こちらのレシピを参考にさせていただきました。