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考える力

考える力として必要な「論理的思考力」と「仮説検証力」についてまとめたものになります。
「ロジカル・プレゼンテーション」高田 貴久 著(https://amzn.asia/d/7odIWZ2)を参考に記載していますので、詳細はこちらをお読みください。


【要約・書評】『ロジカル・プレゼンテーション』高田 貴久より引用
https://www.biz-knowledge.com/entry-logical-presentation/

論理的思考力

なぜ論理的に説明する必要があるのか

論理的にせつめいするのは、どんな相手を理解させ、説得するためです。

論理的とはどういうことか

論理的とは、話がちゃんとつながっていることです。
縦の論理・横の論理がつながっていることが大事になります。

人が納得しない2つの理由

  1. 本当にそうなの?(縦の論理)
    因果関係が説明できていない

  2. それだけなの?(横の論理)
    漏れやダブりがある
    視点が広く、かつ細かい部分も見えている必要がある

縦の論理を揃える3つの観点

  1. 前提条件の違い

  2. 異質なものの同質化
    自分が話している内容が、違う話を混ぜて同じと主張していないか
    e.g.お客様は小売業にすべき → 小売業と言っても差別化しやすいアパレルや差別しにくいドラッグストアのように様々ある

  3. 偶然の必然性
    因果関係を繋げるまで考える

横の論理を揃える3つの観点

  1. 言葉のレベル感を意識する
    そもそも次元の違う話をしている

  2. 漏れをなくす
    「全体」を考える

  3. ダブりをなくす

フレームワーク例

  • マーケティングの5P
    Product(製品)、Price(価格)、Place(立地)、Promotion(宣伝)、Pachage(パッケージ)

  • 環境分析の3C
    Customer(市場)、Competition(競合)、Company(自社)


仮説検証力

なぜ論理的に説明しても納得しないのか

相手の疑問に答えていないからです。

仮説検証とは

仮説検証値は、相手の疑問=論点を洗い出し、仮の答えを推測した上で、それに対して答えるための客観的な証拠を準備することです。

仮説検証の5つのステップ

  1. 目的の理解

  2. 論点の把握

  3. 仮説の構築

  4. 検証の実施

  5. 示唆の抽出

1.目的・2.論点・・・相手の疑問を知る
3.仮説・4.検証・5.示唆・・・その疑問に答える

1.目的の理解に必要な2つの観点

  • 議論のスタンスをどうするか
    意思決定を求めるか、聞いてもらうだけか

  • 相手の要望を理解する

意思決定を求めるのは、具体的な話で締めることが大事です。
社内:ご協力いただけますでしょうか
社外:その進め方でよろしいでしょうか

2.論点とは、4つのチェックポイント

論点とは、相手の意思判断に影響を及ぼす判断項目、議論のポイントです。

論点を確認する4つのチェックポイント

  1. 「意思判断を求める」スタンスで話をしているか

  2. 相手の要求を理解しているか

  3. 相手の意思判断項目を洗い出しているか

  4. その項目に相手は確固たる答えを持っていないか

3.仮説とは

仮説とは、論点に対する自分なりのヤマカンの答え

4.検証で留意する事項

検証では、八割の当り前を証明し、二割の気付きを生み出すもの。
強いファクトを入れることを意識する。
・定量情報 > 定性情報
・一次情報 > 二次情報
・第三者情報 > 当事者情報

5.示唆とは

示唆とは、論点を絞り込むために役立つ情報です。
世の中は単純でないので完璧な答えは出せないが、示唆を出せれば進むことが多いです。

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