人に困らないお店20 「育成枠」をつくる
こんにちは、サイヨウの哲です。
先日、今求人は出していませんでしたが、
中学3年生の女の子からアルバイトの応募で
電話がかかってきました。
ちょうど今月末に大学4年生の子が卒業るのですが
その子が入ったのがちょうど7年前の3月、
今回かかってきた子と同じ中学卒業のタイミングに
採用し、そこから高校・大学時代をウチで
働いてくれています。
これも何か不思議な縁だと思い面接をすることに。
来月から高校生になるので
まだまだ幼いところも多く、もちろん経験は
ありませんので、戦力になることはありませんが
人柄もよく面白そうな子だと、
きてもらいたいなと思いました。
ただ、今お店にはスタッフが揃っているので
働けたとしても週1日数時間だけ、
それでもよかったらおいでと伝えたところ
来月から働くことが決まりました。
高校生なので正直何も期待はできませんが、
私が見ているのはこの子の来年度、
また受験期間中の休みはあるでしょうけれど、
それが終わってからまた進学後も
働き続けてくれること。
実際、今月卒業する女の子も高校時代は
おとなしく、「大丈夫か?この子」と思った
くらいの子でしたが、大学に入り無茶苦茶
活躍してくれました。
今私のお店では大学生、高校生と、
年齢が少しずつ違う子を意識的に採用しています。
野球の育成枠ではないですが、高校生の間は
少ない時間でもいいので少しずつ
慣れていってもらってその先にある1軍で
バリバリ働けるようゆっくり育ててます。
頭数が増えると管理は大変でしょうけれど、
将来その頭数があることが人手不足を
解消することになると考えると
この「週1日育成枠」は一つのやり方かと
考えています。
『人に困らないお店 育成枠を作る』